オートデモ・フローチャート

ファルコムロゴが、ドン!と登場。ピピロがポックルをドア越しに蹴飛ばすあたりが笑える。

オープニングストーリー紹介。タイトルロゴが現れた後、一枚絵のいつものムービー。

戦闘シーン。エフェクトのハデさが目に付く。

再び、ヴィジュアルパートに。

釣り橋を歩く。このあたりの描き込みの丁寧さには流石としか言い様が無い。

これも戦闘シーン。光源処理による、バトルエフェクトが爽快感を醸し出す。

ボスキャラクターと思われる敵との戦闘。掛け声程度の音声があるようだ。

何かが砕け散ったような感じ。

おそらくは、伝説の叙事詩に登場する魔王と思われる。

剣を降るアクションがカッコイイ。このキャラクターはいったい?

吸い込まれていくような感じ。ワープか?

巫女神さまか?光の女神か?

ふたりのキリッとした表情。 |

空に浮かぶ島々で成り立つ世界《グランヴァレン》。 その西の果てに、一つの小さな浮遊島があった。
《アルジェス》 豊かな自然と遺跡に彩られた島国。
500年前の《魔法対戦》で、《魔王ヴェスパー》との 最終決戦が行われたという華々しい伝説が残っているが、 今では平和な、のんびりとした田舎にしか過ぎない。
しかしある日の夕暮れ、見知らぬ一人の男が 光の女神を奉った《アプリエス神殿》を訪れたとき、 長きに渡るアルジェスの平穏は、密かに揺らぎ始めた。
店頭用デモムービー徹底解説
ファルコムの「店頭ムービー」も、すっかり板についた感があり、ファンの方から見れば、”購入前定番イベント”と化している。・・・これで何度目だろうか?フル・アニメーションムービーを本格的に店頭用デモムービーに使用し始めたのが、1999年末の「海の檻歌」だった。時が経つのは早い物で、ガガーブ三部作ファイナルの登場から、丁度二年が経過した事になる。その二年という長いようで短かった期間の中、ファルコムムービーテイストがどう変わっていったのか、今回の解説ではそのあたりも踏まえて書いてみたいと思う。
海の檻歌のデモムービーの時は、画面全体に広がるフルアニメにより、ガガーブの裂け目の壮大さ、そして、三部作という壮大なストーリーの醸し出す重厚さを演出していたと、僕は感じている。あれはあれで、非常に素晴らしい出来で、テキストと音楽と控えめな演出でありながらも、その訴える力のようなものがあった。「海の檻歌」以降、この二年間に渡ってファルコムが提供してきた「店頭用ムービー」の歴史が幕を開ける。
次にファンの度肝を抜いたのが、今なお記憶に鮮明に焼きついている「イースUエターナル」のムービーではないだろうか?
そっちの筋には有名な、元ファルコムのムービー担当さんの実力が如何なく発揮され、同業PCゲーム内でも屈指の名作になったといえよう。アニメ調の絵柄が好きな人に、特にアピールする力が強く、このムービーを始めとした大量PR戦略も有ってか、Uエターナルは、ファルコムWindows95市場で最大限の売上げをレコードする。
その後の作品は、どっちかというと、アニメ調の絵を前面に押し出したものが多くなり、ムービーの出来は良いのだが、なんだかイマイチな感じな物が増えてきたと僕は感じているが、ファルコムファンを自負される諸氏はどのように感じ取られたのでしょうか?
さて、本題に戻ることにしよう。今回、ファルコムから満を持してリリースされるアクションRPG「zwei!!(ツヴァイ)」。ポップなキャラクターと、丁寧な絵柄&画面構成が特徴的なゲームだ。これまでのファルコムゲームの「匂い」が少なく、新しいものに挑戦し続けようとしているようにも見て取る事が出来る。
オープニング兼デモムービーである今回の店頭用デモは、「ザナドゥ」「イース」といった過去の名作の名前や、「ファルコム」というブランド力を仄めかすテキストがあるのがちょっと残念だが、それ以外は、ファルコムファンの方も、ファルコムを知らない方にも楽しんでもらえる、見ていて楽しめるものに仕上がっている。
ムービーパートと、戦闘をはじめとしたゲームパートの二つが交錯しながら、三分にわたってゲームのおいしい所を演出する。
今回のムービーのファーストインプレッションは、”アクションが楽しいRPG”だ。派手なエフェクト、二人で常に戦うスタイルでありながらも、飽きさせないような、様々な仕掛け、そして、そのアクションをよりよく見せるための、しっかりとしたグラフィック群。『体当たりだけではない』のキャッチフレーズには、どのような真意が込められているのかは図りかねるが、『体当たり』を基本とし、アクションRPGのひとつの答えを導き出したファルコムだからこそ、出来たものがあるのではないだろうか?
三分弱のムービーというと、かなりの時間があると感じる方もいると思う。だが、最初の三十秒はファルコムブランドの紹介、そして、最後の三十秒も特典紹介程度なので、実際にハデにキャラクターが動き回るのは二分足らずという算段になる。
キャラクターイラストは、『朱紅い雫』で不評極まりないキャラクター構図を露呈してしまったが、今回の『zwei』そして前回の『イース1・2』完全版では、その絵柄のクズレが解消されている。特に、イースT・Uでは、固定キャラのファンが数多いので、キャラクターの一枚絵には細心の注意が払われただろうと想像できる。今回のzweiではどうだろうか?
キャラクターは、メインとなるピピロとポックル、そして、ゲームのキーパーソンとなりそうな『謎の覆面男』あたりに注目したい。
僕自身、キャラクター絵の方にはてんで疎いので、どう良いとか悪いとかはっきり言いづらいが、今回の絵柄は、『可愛さ』を前面に押し出した物であると思った。
アクション性の強化、さまざまなフィーチャー、そして、ファルコムの新たなる挑戦。今年は一年で一作品だけのリリースとなってしまったが、時間を掛けただけあって、その出来は、ゲームデモを通してであっても、かなりのものであると断言できる。ゲームの第一印象である『グラフィック』の出来は、2Dゲームならば、PSのものにも引けを取らない。
あとは、『ゲーム自体が面白いか』、『購入意欲を掻き立てられるかどうか』にかかっていると思う。特に後者は購入層を広げるためには最重要項目である。zweiは、ゲーム全体の絵柄的に、どう見ても若年的な感じが強い。そのゲームをPCゲームユーザーの主流を占めるであろう二十代以降の方が手に取って遊んでくれるかどうか。結局のところは、『遊び手を選ぶゲームである事』だけが唯一の悩みの種だと言える。
僕は、この一年間、ファルコム批判系にいる。それは今も変わってはいないが、今回のゲームはファルコム批判感情を吹き飛ばしてくれる、そんな気がする。ツヴァイは、ファルコムにとって、久し振りの快作であるといえよう。 |
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