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VM JAPAN パワーアップキット-富嶽幻遊記-
VANTAGE MASTER JAPAN Power Up Kit

追加項目&補足

・プレイヤーキャラ10人が追加された。
・幻魔が4体追加。
・シナリオモードのマップ全てが書き直された。
・VMJ-PUKと、VMJとではネットワーク対戦は不可。(マップ・キャラの違いなどから)
・インストール後、「VMJAPAN」と「VMJAPAN-PUK」の二つの実行ファイルが作られる。
・トーナメントモードは、複数人でのネット対戦ではなく、シングルプレイ用の「勝ち抜き戦」。

プレイヤー選択画面

封入物


ゲームパッケージ。「ロードモナークファースト」の時のような、薄型パッケ。
パワーアップキットとVMJをセットにした、「スペシャルパッケージ」も同日発売。


ゲームCD-ROM。VMJ本編のものと同じデザインです。


説明書。VMJの様な、分厚い本ではない。


幻魔パラメータ表&OA、ダメージ一覧。四つ折りカラー&モノクロ。


動作環境表

『VM JAPAN パワーアップキット〜富嶽幻遊記〜』
【通販特価】3,980円
OS Windows95/98/Me/2000/XP 日本語版専用
CPU PentiumII または Celelon/300MHz以上
必要メモリ [Windows98/Me]96MB以上(64MB必須)、
[Windows2000/XP]128MB以上
HDD空き容量 [WAVEインストール時]430MB以上
[ADPCMインストール時]300MB以上
ディスプレイ 解像度1024x768以上必須、
65,536色(HighColor/16bit)表示可能なもの
対応音源 DirectSoundに対応したサウンドカード
[WAVEインストール時]44.1kHz/WAVE(BGM,SE)
[ADPCMインストール時]44.1kHz/ADPCM(BGM)&44.1kHz/WAVE(SE)
メディア CD-ROM 1枚、要CD-ROM(4倍速以上)対応ドライブ
◆本製品をプレイするには「VM JAPAN」が必要です。
◆「VM JAPAN」のDVD-ROM版およびCD-ROM版の両方に対応しています。

今回のパワーアップキットには、恒例の特典は付かないようです。あたりまえですが、どこかホッとしました。
ゲームディスクを覗いたところ、新曲が五つばかり収録されていました。


発売前コラム

はじめに:今回のVM JAPANは、SLGの大手・コーエーによく見かけるパターンを踏襲しています。
それは、SLGゲームを発売して、その後に新武将・エディタなどを収録した拡張キットを別売りすることです。(ゲーム発売から3ヶ月でパワーアップキットが発売できるのなら、何故最初からその機能を入れておかない?という突っ込みは置いといて。)

〇パワーアップキット発売決定の第一報は
「XP対応イースU完全版」のパッケージに、英雄伝説Yチラシと共に封入されていました。U完全版の発売日が7月26日だったので、このことから、VMJ発売から一月を待たずして、”次はパワーアップキットを発売しよう”というプランが既に出来上がっていたと考えられます。


〇ファンから見た、VMJの新機能
僕がファルコムファンサイト界隈やVM関連の意見交換が活発なサイトなどをぐるりと回ってみて、VMユーザーが「VM JAPANに有ったら嬉しいと思う」拡張機能は以下の通りでした。

 ・採譜モード
 ・マップエディタ

順に説明しますと、VMは一手の判断ミスが戦局を大きく変えてしまうSLGです。ですから、自分のミスプレイを反省したり、上級者のプレイを実際に再現してみたいと思う方は多いようです。余談ですが、シューティングゲームでは、キー入力のタイミング・時間・座標などを保存しておいてリプレイデータを再現しています。(それでも処理落ちが発生すると、タイミングが狂ってしまい、当たらない弾にぶつかりに行ったりします。<サンダーフォースXね。)時間の概念こそ存在するが、非リアルタイムSLGであるVMJで、採譜モード(リプレイモード)を取り入れることはさほど難しくないと思います。
もう一点のマップエディタは、一部のVMファンサイトでVM2用に公開されている(らしい)もので、現点でJAPANのヴァージョンは存在しません。自分たちが作ったマップで純粋に戦いたいのは至極当然のことでしょう。


■VM JAPAN パワーアップキットの追加&変更点

・新しい地方の追加
サブタイトルの「富嶽幻遊記」からもわかるように、新地方「富嶽」(ふがく)が追加され、9つのマップが更に遊べるようになる。これらのマップが、VM JAPANのストーリーモードに採用されるかどうかは判らない。マップは両陣営とも対等な条件であり、対人対戦にはもってこいのマップと言えるでしょう。(このマップを「VMお台場決戦」で使えば面白かったでしょうね。)

・全てのマップが一新
全てのマップがリニューアルされるとのこと。新たな気持ちでシナリオモードに挑戦できるかもしれません。ですが、ここで一つ疑問が残ります。オンライン対戦を行う場合、パワーアップキットを充てた人とそうでない人との差が生じてしまうのではないか?バージョンによる、マップ・魔法の種類・使用キャラの種類に明らかな違いが発生するからです。

・トーナメントモードの追加
「霊峰富嶽」を舞台とした新しいモード。勝ち抜き戦が楽しめるとのこと。2人以上が同時参加できるオンラインを介したモードではなく、単なるCPU対プレイヤーの複数勝ち抜き戦です。

・新幻魔、幻魔使いの追加
幻魔に各属性毎一種類ずつ追加。幻魔使いが新たに10人参戦。ファルコム定番の同社ゲーム・ゲストメンバーも追加される。新参メンバーは以下のとおり。

新幻魔
"ダイダホウシ(地殻幻魔)"、"ジャコウダイ(水霊幻魔)"、"オトドギュウキ(火焔幻魔)"、"ビャクウセン(天象幻魔)"
それぞれ属性毎に一種ずつ追加される。

新幻魔使い
新キャラクター:"マツリ(マタギ)"、"ライカ(力士)"、"チヅル(花忍)"、"スケツナ(御隠居)"
ゲストキャラクター:"ダルク=ファクト(ナイトメア)"、"ドーラ(ソーサレス)"、"ピュラー(マジシャン)"、"リリア(村娘)"
隠しキャラクター2人は秘密。ちなみに「ナイトメア」は前作にも登場。端的なパラメーターが特徴的だったと思う。


新キャラクターたちのイメージです。
VMに限らずですが、ファルコムのゲーム中の女性の立ち絵はどーも、(「西風の狂詩曲」とか「ブランディッシュ4」とか「イースUエターナル」とか「ヤヴァイ」とか・・。)露出狂なモノやボディーラインを強調したアニメ絵っぽいものが多い気がするんだけど・・・ああ、この文書いている俺が死ぬほど恥ずかしいわ。(涙 もうちょい、おとなしく描けんのかね・・・

〇まとめ
ファルコムゲームキャラが参戦したり、トーナメントが追加されたりとあるが、俺個人的に気になる点は、「新しいBGMは追加されるのか?」ということですね。懐かしの”風の伝説ザナドゥ”や、”ブランディッシュ”等からの参戦キャラの専用BGMには名ナンバー「風の伝説」「暗黒の翼」「STRANGER〜流浪の剣士」「TERMINATION」なんかをアレンジで入れてくれたら、ふぁるこむ野郎の俺としては嬉しいんだけど。他、「新キャラクターには、バストアップイラストは用意されるのか?」「新キャラ用の番外編ストーリーはあるのか?」など、疑問点は尽きません。

まとめさせてもらいます。魔法やキャラ、マップが追加されるのは良いと思います。ですが、『パワーアップキット』にしてはいささか物足りない内容ではないでしょうか。VMシリーズは、ファルコムゲームでも数少ない対戦ツールであり、唯一、五年以上も遊び継がれている作品です。僕個人としては、対戦へのサポートに絞った方がよりユーザー間の刺激になると思っています。対戦の「トーナメントモード」にしても、同時にオンラインユーザー10数人が参加しての勝ち抜き戦の為のサーバーを用意し、イベント用チャットルームを設置するなどして、ユーザー間対戦を促すべきだと思います。
(ファミコンのドラゴンボールシリーズの天下一武道会じゃぁあるまいし。これは、1〜4人が参加して漫画でお馴染みの天下一〜の舞台で勝ち抜き戦をするもの。手が足りない分はCPUが対戦を担当するので、CPU VS CPUが多く、見ている方もだらけるものだった。もし、VMの「トーナメントモード」がこれと同じだったら、笑いを通り越すぜ。)
今回の追加変更点は、裏を返せばシステム的な追加・修正点は一切ありません。つまり、もう少し発売まで時間を延ばしていれば(あるいは故意に別発売を意図した物かも。VM本体の発売直後の七月から告知が出ていたぐらいだから。)、このパワーアップキットの内容をインクルードしたVM JAPANが出ていたと考える事も出来なくもありません。

〇内容と価格に付いて
3980円という価格は良心的というか、可も無く不可も無くといったところです。ですが、ファルコムはオープンプライス設定ですので、店頭で購入する場合だと、この価格よりもやや高額になりがちです。

本体である「VM JAPAN」が必要であるというのは、パワーアップキットの前提なので仕方ありませんが、VMJユーザーにとっては新たな刺激と違った楽しみ方を提供できると思います。ですが、これはあくまでシングルプレイのみの場合に限られています。ファルコムキャラの追加もオマケ要素程度ですし。あくまで、VMファンへのファンディスク程度と受け取った方が良いでしょう。それでも、「ゲームを遊び倒す」には程遠い内容には変わり無いと思います。