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英雄伝説VI 空の軌跡-ソラノキセキ-
THE LEGEND OF HEROES VI


ゲーム紹介
(過去に掲載した読み物など)


ゲーム紹介

《スクリーンショット&関連資料》


これまでにホームページ・PC関連書籍にて公開されてきた『英雄伝説VI』関連の情報を纏めました。それぞれの画像をクリックしますと、イメージを見ることが出来ます。

   
ラフスケッチ&バインダーに、THE LEGEND OF HEROESVIの文字が。サブタイトルかと思いきや、『Reference Manual』でした。(笑い)中央は、主人公と思われし二刀流使いの絵。上のチラシのものとは随分雰囲気が違います。最初は、アレス=トラーノスか?と思ったのですが、髪の跳ね具合&二刀流から英伝VIのものと断定。右の絵は、英伝VIの中核を占める重要なキーアイテムの可能性があります。
他にも、蒸気機関以降の文明のにおいがするラフイラストも有るのですが、これが英伝VIの物なのかどうかは分かりません。チラシに飛行船のイラストが載っている辺り、中世ファンタジー文明圏から外れた世界観を持つと推測されます。

関連資料:コンプティーク2002年2月号『コンプメーカー探検隊が行く!』

ホットインフォメーション2001年8月30日号
[Hot Information 2001年8月30日号]



はじめて『英伝VI』の文字が登場したのが此処。掲載された英雄伝説VIのシナリオプロット写真のタイトル後ろにもチラシの飛行船が描かれている。このときは、英雄伝説VI、VMJAPAN(ラフイラスト系)、一度消えたダンジョン探索型RPG(詳細はこちらの記事を参考)などの情報がまとめて紹介されていた。バインダーの中のシナリオプロットのテキスト量の多さに驚いていた記事が印象的でいた。
山崎社長のインタビューより抜粋
[キーマンインタビュー・日本ファルコム社長 山崎伸治さん]
(ログは、関連記事→Webアーカイバ書庫よりどうぞ。)



ハード問わず、持ち味生かしたゲーム作りを
山崎:PC向けゲームは、家庭用ゲームソフトと比べ収益ベースで利益が約5倍と高く、独自の流通ルートがあります。20年の実績を評価していただき、やってこれました。20日発売の「Zwei!!(ツヴァイ)」の受注も好調です。
−−最近はリメイク版が多かったようですが
山崎:巡り合わせの問題です。我々は現在6ライン体制で、ハードを問わず、新作ゲーム開発に取り組んでいます。PC向けでも「英雄伝説6」「イース」の新作も開発していますよ。
−−家庭用ゲーム機向け新作も開発中ですか
山崎:話はさせてもらっています。実際に、開発機を動かしているハードもあります。フル3DCGをバリバリ動かすのでなく、我々の持ち味であるシステムやシナリオを生かしたゲームを作りたい。

 

《フル3D化されたグラフィック》

ファルコムのゲームにはこれまで、色んなゲームの魔法エフェクトや、イースIIエターナルの3Dで作成したグラフィックを2Dに直したもの、ツヴァイのボスバトルのみ3Dレンダリングキャラ(ボスのみポリゴン採用には、未だに謎が残る)を動かすといった、部分的なゲームへの3D技術使用はありましたが、ゲームシステムに直結したものは有りませんでした。
今回の英雄伝説VIは、以下のグラフィックを見ても分かるように、完全な3D空間をキャラクターが歩くゲームであることは間違いありません。Windows95市場で発売された後期英雄伝説シリーズは、共通して『グラフィックの素朴さ』を継承してきました。ガガーブトリロジーの次の”新世代の英雄伝説”では、表現方法の変化からして、これまでの作風とは一線を画しています。
建物の角のポリゴンの粗さが多少目立ちますが(不自然に角張り、ギザギザしている)、普通の描画レベル程度はクリアーしていると思います。ですが、発売時には『数年前のPSで見られたグラフィック』と呼ばれそうな気もします。キャラクターのサイズが画像によっては大きくなったり小さくなったりしている事から、視点変更機能は無くとも、カメラのズームイン・ズームアウト機能程度は備えられているものと考えられます。

  
パッと見た目では、細かな書き込みが綺麗に映ります。数年前のコンシューマーゲームのものと見間違えてしまうかもしれません。昨年のツヴァイと同様、フィールドの(ファルコムサイズ32*32)チップセット連結型は廃止されたようです。
 
最初に公開されたお店の画像(左)。教会(右)
  
新たに公開された画像三点。オブジェクトに不自然さが残るが、グラフィックは概ね完成している模様。画像を見ても判るように、操作は、これまでのファルコムゲームと同じく「マウスカーソル追随型」のようだ。
 

《TIPS:ふぁるこむチラシ》 2002年7月時の読み物


7月末に発売されたイースII完全版に同梱されていた「VM JAPAN拡張パック -富嶽幻遊記-」と「英雄伝説VI 空の軌跡」の二枚のチラシ。多くのファルコムファンの焦点は、”未だ見ぬ英雄伝説VI〜空の軌跡”の唯一点に絞られた。かくいう僕も、『やっと英伝VIが発売かぁ』と期待とは別の安堵感を憶えたくらいです。
はじめに、2ちゃんねるファルコムスレッドにてニュースが報じられ、同日、我が裏ラグにもコピペが行われました。公式掲示板にも徐々に「英伝VI」のネームが浸透していく様が見て取れました。
ファンの間での英伝ネームバリューの大きさに改めて驚かされた数日でした。
ファルコムが此処まで考えて英伝VIチラシを先行してイースII完全版に同封していたとはとても考えにくいです。もし、ここまでの反響を計算の上でチラシ封入を行っていたとしたら、ファンの心理を操作する術を完全に掌握していると言っても良いでしょう。(逆に、英伝ぐらいにしか期待できない・・・というのもあるのですが。)
一方のVM JAPAN拡張パックは、東京台場決戦並に盛り上がらず影に潜んでいますが、私は人知れず不安を覚えました。それは、拡張パック単品発売の後、拡張パックをセットにしたコーエー商法(with パワーアップキット)の選択が可能になったからです。

ホットインフォメーション2001年8月30日号
[Hot Information 2002年7月31日号]

After the disruption of the world, people who lost all love all live a dissolute life.
But "Orbment", the great fortune which "Sept-Terrion" left, bring the hope to the people who survived.
"Orbment", which people made "Septium" into, gave people a light, warmth, and power.
The workings of people are spreading over sea and sky again.
Liberl Kingdom, the made in Liberl Kingdom is good quality in comparison with the great neighboring power's one.
People live strongly cling to something on the earth where a blade of grass had not left.
No "road" may exit this world from the first. It many people walk, that place would become a "road".

《イースII完全版の意外なお土産・・・?》 2002年8月

 2002年7月末に発売された「イースII完全版」(イースI・II完全版の単品版)内に封入されていたチラシにより、正式名称が明らかになった英雄伝説VI〜空の軌跡。その後のファルコムサイドの盛り上がり方は、ツヴァイより久方ぶりの活気を取り戻したかに思えました。しかし、ファンの盛り上がりも「チラシ一枚」だけで繋ぎ留めるには無理がありました。夏といえば多くのコンピューターゲームが発売されるシーズン、未だに姿かたちすら見えない英伝VIよりも、他のゲームに目移りするのは至極当然のことだといえましょう。結局、オフィシャルBBSでは一時スレッドが立ちましたが、話題が自然消滅してしまいました。
《2002年8月中旬迄》

《チラシを見て読み取れること》

 グラフィックをざっと見た感じでは、完全3D描画の斜め見下ろし型RPGのようです。昨年末に報じられた、韓国産のRPG「アークトゥルス」のゲーム画像と似ている気がしなくもありません。その韓国ゲームのグラフィックエンジンを流用しているだの、英伝VI=ARCTRUS説だのと、いろいろなウワサが飛び交いましたが、ファルコム自体が、現在は英伝VI・イース新作・韓国ゲームのローカライズなどを含めて9本のラインで開発中と発表したことにより、ウワサが眉唾物であるということが明らかになりました。
《2002年8月、4gamer.net誌 記事より》

関連資料:4gamer.net誌 2002年Summer,Falcom特集

《英雄伝説シリーズの変遷&テーマ》

 「英雄伝説I〜V」とは全く異なる新しい世界観で描かれる「英雄伝説VI」を語るにおいては、これまでのシリーズの特徴・シリーズの流れについての説明は「VI」において直接的に影響するものは無いかと思いますが、未プレイの方も、そしてこれから英伝をやってみようという方もいると思いますので、カンタンにおさらいして見たいと思います。

イセルハーサ編

I(1989年) ドラゴンスレイヤー英雄伝説
Dragon Slayer The Legend Of Heroes

II(1992年) ドラゴンスレイヤー英雄伝説II
Dragon Slayer The Legend Of Heroes II

III(1994年) 英雄伝説III〜もうひとつの英雄たちの物語〜白き魔女
LEGEND OF HEROES III

IV(1996年) 英雄伝説IV 朱紅い雫
LEGEND OF HEROES IV


後期英雄伝説三部作
ガガーブトリロジー(Gagharv Trilogy Series)


III(1999年) 新英雄伝説III 白き魔女
LEGEND OF HEROES III (WHITE WHICH)

IV(2000年) 新英雄伝説IV 朱紅い雫
LEGEND OF HEROES IV A TEAR OF VERMILION

V(1999年) 英雄伝説V 海の檻歌
LEGEND OF HEROES V A CAGESONG OF THE OCEAN


[英伝I] ドラゴンクエスト、夢幻の心臓といったRPGの時代の流れを継承した、当時の教科書的RPG『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』。オートバトルやゲームオーバー時の配慮の細かさ、難易度選択など新設設計がウリだった。当時のRPGを規準に考えるならば、英伝Iレベルの”痒い所に手が届く”システムを有したRPGは存在しないそうだ。

[英伝II] 三年後に発売された『英伝II』は、Iのイセルハーサ世界の約20年後を描き、前作主人公の息子が地底にまで赴いて旅をする、といった内容。システム的に前作と変わった点は魔法システム以外に見られなかった。イースIIなどから、ファルコムファン間で潜在的に高まってきた「キャラ萌え度」をこのゲームの”フローラ”なるキャラが完全に開花させたという罪深い作品である。Opアニメは意識しているとしか・・・以下略。

[英伝III] IIIで英伝シリーズは一変する。完全オートバトルとストーリー先導・テキスト主体のRPGに貫徹し、物語ることに最大の重点を置いた作品となった。これには賛否両論、ファルコムファン層の交代劇まで起こったぐらいだ。この作品以降、ファルコムゲームの制作方向が転換されてしまった。

[英伝IV] IVでは、マス目移動によるオーソドックスなタクティカルバトルやレベル上げを前提としたゲームバランスや、ヒロインや親友があっさり死んでしまうシュールさが受けた。最も、難しすぎてクリアーできないといった声も未だ多く聞かれる。「復讐」や、「神を倒す」といった、英伝シリーズでも類を見ない暗いシナリオである。

[英伝V] 後期英伝シリーズ”ガガーブトリロジー”の最終作である『V海の檻歌』は、英伝IIIの雰囲気を踏襲した作品だったが、III傾倒なストーリー展開やガガーブトリロジーのファンへのサービスが過ぎた作品でもあった。時代はミレニアムの1999年だというのに、PC-98錯誤な懐古主義ゲームシステムは、ガガーブトリロジーの裏テーマだったのかもしれない。

英伝シリーズは、「少年の成長」というテーマを掲げている。
・・・とは、元・J.D.K.スタッフの石川 三恵子氏の言葉だが、なるほど、シリーズ全体を見通してみるとセリオス、アトラス、ジュリオ(&クリス)、アヴィン(若いが、あまり少年って感じはしない)、フォルトたちの冒険を通じ、多くの人と出会い、成長していく様子が描かれているのは、疎い僕にもひしひしと理解できる物であった。
シリーズ最新作『空の軌跡』では、主人公はIII・IV・Vですっかりお馴染みとなった少年少女が主人公のようだ。今回も、シリーズ通してのテーマを軸とした作品である事は間違い無いだろう。