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ダイナソア・リザレクション
DINOSAUR RESURRECTION
〇一般的な『3D・RPG』とは何ぞや?
ダイナソアを言い現すならば『3D・RPG』に該当する。ダイナソアが登場した時代のそれは、ワイヤーフレームで構成された迷宮を、プレイヤー視点で探索するものを指していました。(昔の作品で代表的なものならば、ウィザードリィ、DDS女神転生などが挙げられます。)しかし、3D技術そのものがごく当たり前になった現在では、そういう言い方は最早しないと思います。しかし、強いて言うならば、『擬似3D・RPG』と現せるかもしれません。
1990年代、全方向が見渡せる俯瞰視点の2D型RPGとは別の発展を遂げた、3D・RPG。視界がやたらと狭く、プレイを続けるにはマッピング能力が必要とされる点が、いわゆる典型的なスーファミの2D型俯瞰RPGとの違いです。これらの3D・RPGの特徴として見受けられる特徴は、『迷宮で迷いやすいこと』と、『初心者お断りなRPGである』、ということでしょうか。マップ確認手段が無くなると、手も足も出ない状況に陥りやすいのも特徴的です。
〇では、ダイナソア原作版のゲーム特徴とは
これもまた、1980中・後期〜90年時代の3DRPGの枠から一歩も離れていない基本スタイルを完全踏襲しているものです。当時ではそれらの標準レベルよりも不親切な個所が多かったと認めざるを得ないかもしれません。例えば、2歩先に突然出現する建造物といったグラフィックの貧弱さ、異常なエンカウント率によるゲーム性の崩壊、戦闘システムの練りこみの足りなさ、などは、改善の余地アリといってもいいでしょう。様々な面において、当時の平均水準で計るならば、今ひとつといった箇所が目立ちました。
しかし、そういったゲームシステムの不条理さにも関わらず、高い評価を得ているには理由があります。ストーリー・バックボーン的な特徴、というか、これが最大の魅力の要因となっているのですが、全編、重厚な世界観と、主人公は選ばれた赤毛の勇者でも少年少女の巡礼者でもなく、その辺の一介の傭兵といわくつきの連中・・・という「平凡」なキャラが紡ぎだす”運命”に彩られた物語。ダイナソアは、普通のRPGです。しかし、飾ったところや不自然な偽善などはあまり無く、当たり前に(ごく自然に)己の成すべきことを目指す。・・・そんな感じです。主人公特権を持つ勇者が悪者を退治して、何かを得る。そういったものとは違う世界であると言えます。
12年前の作品ですが、多くのファンのイメージとして定着してしまった「イースT、U」「後期ガガーブ」などとは違った斬新な印象が得られると思います。1990年代・中後期のファルコム作品ばかりに馴染んできた人たちに、是非とも遊んでいただきたいと思い、筆を執った次第です。
マッピング作業
3D-RPGには、マッピング作業が必要不可欠です。それはダイナソアにも当てはまる事で、なれない人は自分の現在位置把握すらも困惑する事でしょう。ファルコム広報としてメールマガジンを執筆している二人の社員(ともちゃん、たまちゃん)も、「ゲームで迷った」「基本的操作での手際の悪さ」について苦戦されているようです。
さて、そんな事を書くと、3DRPGは難しい!と言われそうだが、グラフィック・操作性の向上により、随分と敷居が低くなったといえます。とは言え、マッピング(最初は、簡単な目印をメモするでも可)を怠らず、現在地を常に把握する手段を持っていないと、あっという間に精神的ゲームオーバーをきたしてしまう事でしょう。
そんな3DRPGは苦手だけど、「ファルコムのダイナソア」を遊んでみたい!というファンは少なくないと思います。そうした3DRPG初心者の為の救済措置として、以下のミニマップ随時表示機能や、マッピング機能などが挙げられます。

△パーティを中心に、3×3マス範囲を常に確認できるようになりました。これにより、3D-RPGとしての難易度が随分と下がりました。さらに、「ルーペ型現在地把握」とは別に、広範囲マップの確認が可能な魔法・「空間察知」もあります。
戦闘システム
旧作では、モンスターの隊列の概念こそありましたが、実際の所は機能を果たしていませんでした。単に「モンスターの位置が変わった」程度のものでしたが、Windows版ではその辺りが修正されています。完全な前衛・後衛制度の取り入れによって、パーティも直接攻撃系を前衛、非力な者を後衛といった風に陣形配列することが可能となりました。(キャラクターの特性からして最初から順位が決まっているようなものですが。)
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