ダイナソア・エンサイクロペディア2003
DINOSAUR ENCYCLOPEDIA 2003
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アーケディア城二階
マップナンバー「12」
扉には《古き契約の間へと通ずる》と書かれており、
カギ穴の周囲には龍の文様が描かれていた。
ヒルダ:
アッシュ。庭園にいたじいさんのくれたカギ、
あいつを使ってみてよ。
この文句といい細工といい、ここのカギだと思うよ。
竜のカギはカギ穴にちょうどはまり、
重々しい音と共に扉の錠は開いた。
アーケディア城西館二階
マップナンバー「1」
部屋の中には冷たい空気が流れていた。
ヒース:
・・・静かすぎて不気味ですね。
なんだか、嫌だなあ・・・
マップナンバー「2」
その部屋の台座の上には勲章が置かれていた。
勲章には龍の絵が刻まれており、
それにはこう書かれていた。
《アルファーンの戦いで功を立てし
緑龍ダウの名を ここに誉め称えん》
ヒルダ:
黄銅の勲章かい?
あんまり金になりそうじゃないね。
マップナンバー「3」
その部屋の台座の上には勲章が置かれていた。
勲章には龍の絵が刻まれており、
それにはこう書かれていた。
《オトゥの戦いで功を立てし
黒龍キリカの名を ここに誉め称えん》
ランディ:
また、この勲章か。
龍に勲章なんかくれてやった所で
喜ぶようにも思えんがね。
マップナンバー「4」
その部屋の台座の上には勲章が置かれていた。
勲章には龍の絵が刻まれており、
それにはこう書かれていた。
《ソラムニの戦いで功を立てし
銀龍ハクアの名を ここに誉め称えん》
マップナンバー「5」
その部屋の台座の上には勲章が置かれていた。
勲章には龍の絵が刻まれており、
それにはこう書かれていた。
《人と龍との間に和解をもたらし
また ザムハンに大いに貢献を残せし
龍兵が長グリムの名を後世に語り継がん》
ランディ:
グリムってのは、あの蛇頭のことか?
今でこそ、ろくでもなしのペテン野郎だが、
お偉い龍様だったみたいじゃねえか。
アーケディア城西館一階
マップナンバー「1」
部屋の暗がりに浮かび上がる影があった。
影はアッシュに語りかけた。
声:
侵入者よ、立ち去れ。
汚れを聖杯の側に寄せるわけにはいかぬ。
戦闘
ソルジャー×5体
マップナンバー「2」
ヒルダ:
・・・ふぅん、期待したんだけど、
この部屋には何もないみたい。
アーケディア城西館地下一階
マップナンバー「1」
契約の間
その部屋の壁面には、
あざやかな彩りで龍の絵が描かれていた。
そして奥の壁には、何か長い文が刻まれていた。
マップナンバー「2」
壁にはこう書かれていた。
《ドーラ三世の御代 ザムハンに聖獣訪れたり
されど聖獣が翼は歪み 天に舞うことあたわず》
《王が恵み聖獣に到り
賢者の手に以て 大いなる奇跡は行われたり
聖獣喜び ザムハンの地に誓いをなせり》
《聖獣再び友を呼び ザムハンの地を訪れたり
王これを喜び 城にて厚くもてなせり
これすなわち 契約の間の始まりなり》
ルオン:
龍との間に信頼とは、笑うほかにありませんな。
味方と見せかけておき、いずれ国民を全て
食い殺す気だったのではないですかな。
マップナンバー「3」

その扉の横には、小さな龍を象った
像が置かれていた。
像にはこう刻まれていた。
《いにしえの契約の証を記せ》
町(技能伝授イベント)
ヒルダ:
アッシュ、あんたは確かに剣の腕は一流だ。
でもさ、弓の小技は使えないだろ?
弓は力任せに引きゃいいってもんじゃないんだよ。
あんたには、世話になっているからね。
特別に、コツを教えてやってもいいよ。
アッシュは、ヒルダに弓の手ほどきを受けた。
ランディ:
アッシュ。天才魔法使いが側にいるお陰で、
その石頭も少しは柔らかくなったろう。
ここらで一発、魔法を覚えてみねえか?
多少馬鹿でも、お前みたいに図太けりゃ
使い物になるかも知れねえぜ。
特別に、俺様が教えてやるからよ。
アッシュは、ランディに魔法の手ほどきを受けた。
森(グリムの住処)
〇アーケディア城西館B1F「3」地点到達後
荷袋の中で何かが音を立てた。
それは神殿で手に入れた渇きの玉だった。
玉は沼の前で、低くうなるような音を発している。
ルオン:
渇きの玉ですか・・・
試しに使って見るのも、悪くない考えだと思いますがね。
渇きの玉をかざすと、
渇きの玉は水を吸い込み、くるくる回った。
見守るうちに沼の水は枯れ果ててしまった。
水を全て吸い上げると、
渇きの玉は乾いた音と共に
消えてなくなった。

枯れはてた沼の中には、龍の骨のような物が
散乱していた。
アッシュはその中に赤く光る物を見つけた。
【赤い石】を手に入れた。
ランディ:
なんだよ、この骨の山は?
骨の山・・・赤い石・・・そして、
龍になった蛇頭か・・・
アーケディア城西館地下一階
マップナンバー「3」
〇「赤い石」を二つとも持っている場合
ヒルダ:
あの赤い石を使ってみたらどうだい?
この穴にぴったりはまるはずだよ。
ふたつの赤い石は
龍の両の眼にぴったりとはまった。
龍の両の眼に赤い石がおさまると
龍の像は ほのかな光をはなった。
龍の穴
マップナンバー「1」
洞窟の中は、風のうなり声としずくの音、
そしてアッシュたちの足音の他は、
まったくの静寂に包まれていた。
ランディ:
何だよ。龍のすむ洞窟て言うからには、
さぞ暴れがいのある所だろうと思ったのによ。
墓場みてえな静けさだな。
マップナンバー「2」
アッシュは、鼻をつくような匂いが
風に乗って流れてくるのを感じた。
ランディ:
妙な匂いだな。
・・・そう言や以前にも、
同じような匂いを嗅いだことがあったな。
マップナンバー「3」
足元で何かを踏み砕く音がした。
見ると白く濁った破片のような物が、
見渡す限りびっしりと地面を覆っていた。
よく見るとそれは骨であることがわかったが、
人のものではない。
龍の骨のなれの果てであった。
ルオン:
誓いを立てた生き物の末路がこれですか。
しょせん勲章など虚栄に過ぎません。
この世のすべては虚無ということですかな。
その時、ざわざわと音をたて、
白い地面の中から次々と龍の死体があらわれた。
それはアッシュたちへと襲いかかってきた。
戦闘
ドラゴンゾンビ×2体
マップナンバー「4」
二体の龍の骨が壁にもたれるように朽ちていた。
大きなものは、まるで小さなものを守るかのように、
その上に身を曲げて横たわっていた。
ヒース:
親子の龍かも知れませんね。
なんか、かわいそうだな・・・
マップナンバー「5」
アッシュは背後に風が舞くのを感じた。
振り返ると、そこにはグリムが立っていた。
(グリム)
あのままでは済まさぬだろうと思っておったが、
とうとうここまで来おったか。
どうやら、我が同胞の墓場へも行ったらしいな。
ならば分かろう、我ら一族は呪われておるのだ。
あの聖剣こそ、一族を救うただひとつの手段。
あわれと思うて、ここより立ち去ってくれ。
ランディ:
勝手なこと抜かすんじゃねえ。
人様の物を横取りしておいて、
よくもそう横柄な口がきけるもんだな。
グリム:
おぬしらを利用したのは悪かったと思っておる。
だがこのままテスタロッサを持てば、
おぬしらとて運命から逃れられなくなるのだぞ。
これ以上の流血は我らも望まぬ。
だが忠告を聞かぬというなら、考えねばならぬ。
グリムは尾を振り回し、大地を激しく叩いた。
地は雄叫びを上げ、アッシュたちの後方に黒い口を開いた。
振動が続く中、グリムは洞窟の奥へと姿を消した。
その時、ヒルダの悲鳴が響き渡った。
地に開いた裂け目が、まさにヒルダを呑み込もうとしていた。
すんでの所でアッシュはその手をつかんだ。
ランディ:
ちっ、見てらんねえぜアッシュ。
女はこうやって抱くんだよ。
ランディが横からヒルダの手をつかんだ時、
再び大地が激しく揺れ動き、
ランディの足元はもろくも崩れさった。
一瞬にして二人は裂け目へと消え、
大地は何ごともなかったかのようにその口を閉じた。
アッシュだけが、その場にひとり取り残された。
ルオン:
くくくく、これはおかしい。
死神は常にあなたに味方するようですな。
ヒース:
や、やめてくださいよ、そういう言い方。
事故ですよ、仕方なかったんです。
アッシュさんのせいじゃありません。
マップナンバー「6」
先ほどの振動のためか、
ちょうど人が入れるぐらいの裂け目が
壁に開いていた。
マップナンバー「7」
(ヒース)
い、今そこの陰の所で、何か動きませんでしたか?
マップナンバー「8」

そこには、一匹の仔龍がうずくまっていた。
仔龍はこちらをじっと見つめていたが、
その大きな目はどこか悲しげであった。
ヒース:
こ、この龍、怪我しているみたいですよ。
かわいそうに・・・歩けないみたいです。
ルオン:
いっそ殺してしまったらどうですかな?
ためらう理由など、どこにもないと思いますが。
ヒース:
や、や、やめて下さいよ。
この龍、泣いてるみたいじゃないですか。
それにこんなに大人しいのに、ひどいですよ。
何とかしてあげたいなぁ・・・本当に。
(二回目)
仔龍は相変わらずそこにいた。
先ほどよりさらに弱ってきているようだった。
(銀の杯使用)
ヒース:
あの・・・アッシュさん。この仔龍に、
あの泉の水を使ってあげちゃいませんか?
龍の足元に銀の杯の水をかけると、
龍は体を伸ばし、翼を大きくをはためかせた。
そしてアッシュたちの頭上を越え、飛んでいった。
マップナンバー「9」
そこには傷だらけの龍がいた。
龍はアッシュたちの姿を認めると、
さも重たそうにその口を開いた。

(老龍ダウ)
お前か、聖剣の試練に打ち克った旅人とは。
なるほどグリムの言うた通り、
昔のヤール王と同じ瞳をしておる。
その輝きを見ると、昔の良き時代を思い出す・・・
この老龍ダウも、王の兵らと共に野を駆け巡った。
我らはザムハンを愛し、人々も我らを慈しんだ。
旅人よ。お前たちには何の恨みもない。
だがグリムも我らも、他にとるべき道はないのだ。
我らが憎いか?ならば討て。討つが良い。
龍はよろめきながら立ち上がり、
残る生命を駆り集めるようにその背を伸ばすと、
満身に力をみなぎらせこちらへと向かってきた。
戦闘
ドラゴン
龍の体は地に伏し、
しゅうしゅうと音をたてて溶けていった。
そのあとに、何か輝く物が落ちていた。
【龍の鱗】を手に入れた。
ランディ:
立派なうろこじゃねえかよ。
おきみやげのつもりかね。
マップナンバー「10」
そこには豊かな水をたたえた泉があった。
湧き出している水はまったく透明で、
泉の周りはきらきらと銀色に輝いていた。
だが泉の水は、手にすくおうとすると
銀の砂となり、指の間からこぼれ落ちてしまった。
ヒース:
変な泉ですね。この水。
持っていきたかったのに、残念だな。
○パーティ全員が揃っている場合
ヒルダ:
アッシュ、こいつを使ってみたらどうだい?
ヒルダは銀色の杯をアッシュに差し出した。
杯の周りには、文字が刻まれていた。
《地下深き龍兵が間
銀の中より聖なる泉湧き出ずる
恵みの証を杯として とこしえに留めん》
ランディ:
・・・お前。その杯、どこで手に入れたんだよ?
ヒルダ:
あはっ、悪いね。勲章のあった辺りで見つけたんだけど、
ちょいといいもんだから独り占めしたくなってね。
まあ、やっちまったことさ。今更ぐだぐだ言わないでよ。
【銀の杯】を手に入れた。
銀の杯で泉の水を受けると、
杯はチリンと澄んだ音をたてた。
マップナンバー「12」

そこには、地の底まで続く巨大な空洞が開いていた。
その黒い口からは、冷たい風が吹き上げられていた。
アッシュは風のうなりの中に、かすかな人の声を聞いた。
それはあの二人の声に違いなかった。
ルオン:
ほう、これはこれは。
あの方たちもあなたに負けず強運の持ち主らしい。
ヒース:
あのバラの実は使えませんか?
あんなに長い茎だったんだもの、
もし育ったら・・・だ、だめでしょうか。
アッシュは黄金の実を大穴の中に落としてみた。
しばらくの沈黙の後、
岩壁を這うようにバラの茎が伸びてきた。
やがてそれをつたって登ってくる、
二人の姿が現れた。
ランディ:
遅えじゃねえかよ。
下は寒くてたまんなかったぜ。
こいつが相手じゃ、温め合うわけにも行かねえしな。
ヒルダ:
なに馬鹿言ってんだよ。
とにかくあんたたちには礼を言わなきゃ。
特にアッシュ・・・あんたには話があるんだ。
そう言うとヒルダはアッシュに顔を寄せ、
他の者に聞こえない小さな声で語りかけた。

ヒルダ:
いつか話そうとは思ってたんだけどさ、
あたしも昔、あんたと似たようなこと、あったんだ。
仲間を・・・見捨てて逃げたんだ。
いつか奴らが迎えに来るって覚悟はしてたけど、
あの穴に落ちかけた時、見えたんだ。
・・・あいつら地の底から、あたしのこと見上げてた。
でも、あんたが手を捕まえてくれたとき、
・・・気づいたんだ。変な話かも知んないけど、
あんときはっきり分かったんだ。
あたし、あいつらを犠牲にして生き残った。
だからその分、何かしなくちゃならないはずなのさ。
そのために、今あんたとここにいるんだってね。
あんたと一緒なら、きっと何かできるよ。
無事に戻れたら、話そうって決めてたんだ。
・・・けど、もっと腕力つけた方がいいよ。
かよわい女の一人ぐらい、
ラクに引っ張り上げられるようにさ。
ヒルダはそう言って笑い、
アッシュのみぞおちを軽く叩いた。
マップナンバー「11」
そこにでは地下水脈が渦を巻いていた。
それは轟音を上げてうねり、地の底を目指して流れ落ちていた。
ヒース:
む、無理ですよ。こんな急流じゃ、
いくらアッシュさんでも呑み込まれちゃいます。
〇パーティーメンバー全員が揃っている場合
ランディ:
へっ、どうやらランディ様の出番らしいな。
そこらの陰で震えながら見てな。
ランディが手を広げると、
冷気の竜巻が立ち昇りランディの外套を舞い上げた。
風はやがて吹雪となり、水流へと吹きつけた。
冷気を浴びた水流は、音をたてて冷え固まり、
たちまち分厚い氷塊と化した。
ランディ:
まっ、この俺様にかかれば、これぐらい簡単なもんだぜ。
マップナンバー「13」
その先の道は、崩落した岩によって、
完全に塞がれてしまっていた。
ランディ:
さてと・・・どうやってここをぶち破るかだ。
俺の魔法じゃ強力すぎて、
皆で仲良く生き埋めになっちまうぜ。
その時、背後に何か生き物の気配を感じた。
振り返って見ると、先ほどの仔龍が
親しげな瞳でこちらを見つめていた。
仔龍は固く翼をたたむと、岩壁に向かって突進した。
傷だらけになりながらも、
なお岩壁へと、その体を打ちつけていった。
やがて岩壁は崩れ去り、
ぽっかりと通路が開いた。
ヒース:
この龍、僕たちを手伝ってくれたんですよ。
やっぱりお前は優しい龍だったんだね。
ランディ:
というより、お前に似てお人好し。
・・・いや、龍なんだから、お龍好しだな。
仔龍はアッシュたちの喜びを確かめると、
ひと鳴きし、
もと来た方へと飛び去っていった。
マップナンバー「14」
部屋の中には一匹の龍が眠っていた。
グリムであった。
グリムは人の気配に気づくと、目を見開いた。
(グリム)
ついにここまでたどりつきおったか。
年老いたと言え、私もかつては
ザムハンを守るべく天空を駆けた龍兵。
おぬしらごとき、ひよっこどもには、
まだまだ負けはせぬ。
グリムはそう言うと大きく翼を広げ、
アッシュたちに襲いかかってきた。
戦闘
グリム
グリムの体は、重く鈍い音と共に地に伏した。
グリムはほんの僅かに目を開き、
アッシュたちを見つめた。
(グリム)
無理もないこと。外の時は流れておる。
我らの時代はすでに終わって久しい。
今となってはあれも遠い昔のこと。
戦いの・・・王にとっては全てをかけた戦いの折、
ザムハンに伝わる、古き偉大な力が呼び起こされた。
それは確かに、我らにも一時の幸福をもたらした。
だが、誰もそれを止める術を知らなんだ。
ただお一人、身を犠牲にし、あれを封印した方がいたが、
何もかもが遅すぎた。古き力は、やがて国中を取り巻いた。
我らがあのように惨めな姿となっていたのも、
その古き力に呪われしゆえよ。
我が一族はゆっくりと、だが確実に衰えていった。
そして我らの希望、聖剣テスタロッサは・・・
古き力を打破できる、あの唯一の光は、
人の子には容易に手の届かぬ塔の中へと葬られた。
だがおぬしのお陰で、聖剣の光に浴することができた。
ひと時の夢を、昔の我らの姿を、取り戻すことができた。
長く続かぬと知っていても、それが我が宿願であった。
王とておかわいそうなお方よ。
何より純粋なお心が、あの厄災を呼び起こしたのだ。
今もなお、苦しみ、悲しんでおられるに違いない。
グリムは静かに目を閉じた。
その姿はやがて塵と化し、風に巻かれ、
アッシュたちの前から姿を消した。
ルオン:
封印された古き力ですか。
くくく、なかなか面白い話ではないですか。
まったくこの城には退屈させられません。
マップナンバー「15」
そこには、地に深々と突き刺された、
テスタロッサの姿があった。
ルオン:
あなたにはその剣が良くお似合いですな。
四つの手に、災いと狂気、力と勝利とを持つという、
伝説の戦神のように雄々しいですよ。くくくく・・・
その時、アッシュの頭の中に
語りかけるものがあった。

(テスタロッサ)
剣の主よ、待ちかねたぞ。
さあ再び、我が身をその手に抱くが良い。
我こそは汝が運命。そして汝を守護する者。
アッシュはテスタロッサに吸い寄せられるように
その柄を握りしめ、静かに引き抜いた。
それはしっくりとアッシュの手になじんだ。
【テスタロッサ】を手に入れた。
アッシュがテスタロッサを引き抜いた瞬間、
大地が斜めに大きく揺れ、
どよめきが洞窟中に響き渡った。
ランディ:
な、なんだ、一体・・・
嫌だぜ、また寒い地下に落ちるのはよ。
マップナンバー「16」
激しい振動の中、先ほどの仔龍が
瞳をくりくりさせてアッシュを見つめていた。
仔龍はアッシュたちの前に背を差し出した。
ランディ:
出口まで歩いてく余裕なんかねえな。
構うもんか、そいつに乗っちまえ。
アッシュたちを背に乗せた仔龍は、
崩れ落ちる岩を避けながら飛んでいった。
マップナンバー「1」
仔龍は翼を閉じ、アッシュたちを地に降ろすと、
再び洞窟の奥へと帰っていった。
その時、身を震わす地鳴りと共に
頭上の岩盤が崩れ落ち、洞窟の入口を埋め尽くした。
しばらく揺れが続いた後、辺りは再び静寂に包まれた。
崩れた岩壁が、
アッシュたちの行く手を冷たく阻んだ。
ヒース:
もう・・・嫌ですよ。
あの龍たちは何も悪くはなかったんだ。
心のやさしい龍だったのに・・・
ヒルダ:
何言ってんだい、今さら。
あたしたちはね、もう止まれないのさ。
立ち止まった瞬間、奈落に落ちちまうんだから。
アーケディア城三階
マップナンバー「2」
そこには、あの老人が立っていた。
老人は不気味なまでの笑みを浮かべ、
アッシュに近付いてきた。

(老人)
ほうほう、テスタロッサを取り返したか。
だが、お前たちの役目はここで終わり。
あのうつけ者の始末は、この私がつけようぞ。
ランディ:
ふふん、勝手なことほざきやがって。
その前にその化けの皮、そろそろ脱いだ方がいいぜ。
すると老人の姿は、
まるで殻を破るように変化し、
みるみる内に筋骨たくましい戦士の姿となった。

(アリエル)
我は四剣士が一人アリエル。
いや、一人であったと言った方がよかろう。
私が魂は、いにしえの力により昇華されるのだ。
しかし 聖剣と、お前のような命の燃え盛る者とを
一度を手に入れられるとは、私もついている。
お前のようなにえを捧げれば、あれも大いに喜ぼう。
アリエルはそう言うと、
剣を抜き襲いかかってきた。
戦闘
アリエル
(戦闘終了後)
アリエルの倒れたあとには一本の剣が残った。
それはひとりでに浮かび上がり、
空を切ってアッシュに襲いかかった。
(アッシュがダメージを受けます)
反撃する間もなく
剣は宙を舞い、城の奥へと飛び去った。
マップナンバー「3」
王は部屋に入ってきたアッシュの顔を、
凄まじい形相で睨みつけた。
(ヤール)
まだいたか、愚かな旅人よ・
この間に再び踏み入るとは、覚悟あってのことであろう。
よかろう、望み通り息の根を止めてくれよう。
ヤール王はそう言うと、
剣を振り上げ、アッシュに向かって来た。
〇テスタロッサでヤールを倒した後
地に伏した王にはまだ息があった。
その顔に浮かぶのは苦痛ではなく、
むしろ幸福に似た、穏やかな表情であった。

(ヤール)
思えば随分と長い間。果てすら見えぬ泥沼の中で、
救いを求めもがき苦しんでいたような気がする。
後悔と憎悪とが、退いては寄せるあの水面の上で。
だが、それもこれで終わる。
テスタロッサの光が、私の汚れた魂に
救いを与えてくれた。
ヤール王の目は、アッシュの目を捉えた。
ヤール:
お前は何を求めているのだ。
あれの・・・軍神の力を欲しているのか?
私もかつてはお前と同じ瞳で戦場を駆け抜けた。
無敗の将と呼ばれ、勝ち続けるために・・・
だが、お前たちは既に目にしたはず。
勝利の代償として、私が失った者たちの姿を・・・
本当に戦わねばならぬ相手を、違えぬことだ。
さもなくば、お前も私と同じ轍を踏むこととなろう。
そう言い遺すと、ヤール王は
アッシュのテスタロッサに己の体を突き刺した。
王の体は塵となり、そして消えた。
ヒースは黙ってリュートを取りだし、
静かに鎮魂の旋律を奏でた。
マップナンバー「13」
そこには宝箱が置かれていた。
中にはプレートと紋章の刻まれた
カギが収められていた。プレートには、
《ダリウスが間に通ずるカギ》と書かれていた。
【紋章の鍵】を手に入れた。
マップナンバー「14」
そこには宝箱が置かれていた。
箱の中には、プレートと水色のカギが収められていた。
プレートには《竪琴が間に通ずるカギ》
と書かれていた。
【水色の鍵】を手に入れた。
マップナンバー「11」
〇「紋章の鍵」入手後
扉には紋章が描かれていた。
ヒルダ:
さっきの紋章のカギを使ってみようよ。
この扉のカギじゃないかと思うけど?
カギはぴたりとカギ穴にはまった。
マップナンバー「15」

回廊には美しい娘たちが座っていた。
娘たちはアッシュの方を向くと、
鈴を転がすような声でくすくすと笑った。
マップナンバー「16」
前に進もうとすると、
セイレーンたちは甘く切ない声で歌い始めた。
アッシュたちは次第に力が抜けていくのを感じた。
アッシュは
やっとの思いで回廊から抜け出した。
ランディ:
確かに色っぽい女だが、あいつらはたちが悪すぎる。
あれはセイレーンだぜ。
歌声で人の生気を吸い取る妖女どもだ。
待てよ・・・セイレーンってのは、
自分よりうまい歌に弱いんじゃなかったか?
ヒース:
こ、こっちを見ないで下さい。
言っておきますけど、僕じゃ無理ですからね。
相手はセイレーンなんですから。
でも、あの竪琴・・・風の竪琴があれば、
僕でも、セイレーンに太刀打ちできるかも。
町・長老の家
長老:
ついにあのヤール王を倒されたようですな。
これで封印されたものにさらに近づけましょう。
我らも安堵しておりますぞ。
しかしあなた方があれに近づくことを
良く思っておらぬ輩は幾らでもおるはず。
ゆめゆめその様な者どもにお心を乱されませぬよう。
どうかお気をつけ下さいませ。
我らだけがあなた方の味方。
そのことを、お忘れなきように。
ヒルダ:
アッシュ、妙だと思わないかい。
いくら狂ってたと言っても、
王様が死んだのにこんなに静かだなんてさ。
それにあの王様も、邪魔はしてくれたけど
正直、気が狂っていたようには見えなかったよ。
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