Dinosaur Encyclopedia2003

 
 

ダイナソア・エンサイクロペディア2003

DINOSAUR ENCYCLOPEDIA 2003

シナリオチャート「裏」:城門〜地下牢

 



一行が沼の前に立つとグリムが顔をだした。

グリム:
言わずとも分かる。護符を手に入れたようじゃな。
城へ行くが良い。
そして、その護符の力を使うのじゃ。
・・・その前にひとつだけ教えてくれぬか。
ニーラ神殿で、不思議な力を持つ剣を
見かけなかったかの?

ランディ:
見なかったな。そう言えば前にも、
剣を捜していると言っていたな。どんな剣なんだ。
話によっては、力になってもいいんだぜ。

グリム:
いや・・・それはいい。
これはあんたたちには関係のない話じゃ。

ではやはり、あれはまだあの中に・・・

すまぬが城の封印を解いた後、
今一度ここへ来て城の様子を教えてくれぬか。
ほんの寄り道と思えば造作のないことであろう。
わしも城の内部のことは幾分は知っておる。
ためになることを話してやれることもあると思うぞ。

グリムはそういうと再び沼の中へ消えて行った。

ランディ:
妙な野郎だぜ。
知っているなら自分で行けばいいじゃねえか。
まるであれは、城を恐れてるような口ぶりだな。

城門

扉には、一枚の札が貼られていた。

ランディ:
アッシュ、あの護符を使ってみな。
何か反応があるはずだぜ。

護符を扉の前に差し出すと、
呪符は共鳴するかのように輝き出し
二枚の札は互いに吸い込まれるように消えた。
アッシュが 扉に触れようとした時、
扉の向こう側から
何かがこちらへ、駆けて来るような気配がした。




戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ!
我が居城の眠りを妨げるな。
何人たりとも、この城の内に入ることは許さぬ。
この城は、呪いと怒りの内にある。
そして嘆きと苦しみとの中に人々の魂が渦巻き、
来るもの全てに災いをもたらすであろう。
お前たちにはなにもできはしない。
何も救えはしない。何ひとつ得ることはできまい。
ただ忌まわしき記憶の中におぼれるにすぎぬ。
立ち去れ、近づくな!
さもなくば、汝らの運命はひとつ。
死あるのみだ。

ルオン:
くくく、歓迎の言葉というわけですな。
死神アッシュ、あなたならば
あのような脅しなど、相手になさいますまい。

アーケディア城

マップナンバー「1」
扉を開けると、湿った空気が流れてきた。
それはアッシュの体を冷ややかになでた。


マップナンバー「2」
周囲を見渡すと、壁に絵が描かれていることが分かった。
北に獅子。東に鷲。西に子羊。
南に孔雀。
そして天井の暗闇には、竜の姿が浮かび上がっていた。


マップナンバー「3」
扉は固く閉ざされている。
背後で、女の声がした。


声:
大男がみっともないね。
押そうが引こうが、その扉は開きはしないよ。
仕掛けがあるのさ、たぶん地下からのね。


ヒルダ:
そんな怖い顔しないでよ、お兄さん。
別にあんたたちの城ってわけじゃないんだろ?
あたしはヒルダ。少しは腕に憶えのある盗賊ってとこさ。

ランディ:
なんなら俺がこの城まるごと
あんたにくれてやってもいいぜ。
どうだい? 俺の女になるってのは。

ヒルダ:
あたしはおいしいトコだけ頂ければいいのさ。
それに悪いね。あんたみたいなの、好みじゃないんだ。
そっちの剣を持ったお兄さんの方が、あたしの趣味だね。
ここを探索する気なんだろ?だったら連れてってよ。
これだけの城なんだ。もっと色んな仕掛けがあるはずさ。
素人さんがうかつに手を出すと、やばい目に遭うよ。
あたしの目当てはお宝だけ。
そいつをちょいと多めに貰えりゃいいのさ。
どう?紅一点ってのも悪くないだろ?

ランディ:
確かに悪くはない。
その形のいい唇から、これ以上悪態が出てこないんならな。
どうする?

ルオン:
私は構いませんがね。
宝物など、私の関心の対象ではありませんので。

ヒルダ:
あんたも構わないだろ?色男さん。
あははっ、どこ見てんの? あんたのことだよ。
決まりだね。それじゃ、よろしく頼むよ。

ヒルダが仲間に加わった。

ヒルダ:
この先に進みたいなら、地下に行ってみるんだね。
昔から言うだろ? 急がば回れってね。

≪もう1回≫

扉は固く閉ざされている。

ヒルダ:
残念だけどここは開かないよ、魔法使いさん。
お得意の魔法で、
吹っ飛ばすってのなら話は別だけど。

ランディ:
いいのか?
この俺様が本気を出したら、
こんな城、丸ごと消し飛んじまうぜ。

もう1回

ヒルダ:
くどいね、あんたも。
地下の仕掛けを見つけない限り開かないよ。

アーケディア城内(入口付近)

(ランディ)
おい、アッシュ。
あの沼地にいたグリムとかいう化け物の族長、
封印を解いたら声を掛けろって言ってたよな。
何か知っていそうな口振りだったぜ。
念のため、会いに行った方がいいんじゃないか?



一行が沼の前に立つとグリムが顔を出した。

グリム:
待ちかねたぞ。城の封印を解いたのであろう。
ここにおっても、山の方より波動を感じた。
して、城の中の様子はどうであった?

ランディ:
封印を解いたとき、面白いものが飛び出てきたぜ。
馬にまたがった騎士のような男だったがな。
あんた、知ってるかい?

グリム:
・・・あの方か・・・
やはり、あの方が動き出したのか。
ならば奴らが呼ばれるのも、そう遠くはない。
おぬしらがなにを求めて城へ行く気かは知らぬ。
だが、城の奥へ進むというのなら覚悟することじゃ。
城の内は、王とその側近に守られておる。
特に契約のもとに王と城を守る四の守護者は、
必ずやおぬしらの行く手を阻むであろう。
奴らは各々優れた才を持つ。気を付けることじゃ。

(ランディ)
それはいいんだけどよ。
一足先に城に行ってみたが、もぬけの殻だったぜ。
どうやったらその面白そうな連中に会えるんだ?

(グリム)
それならばもう心配はいらぬ。
すでに城は・・・目覚めておる。
さて、我らもこうしてはおれぬ。
おぬしらが道を開いてくれたお陰で
一族の悲願が達成される日がくるやも知れぬ。

グリムはそう言うと再び沼の中へ消えて行った。

町〜長老の家

〇城の扉を開けた状態
(長老)
ついに城の封印をとかれたようですな。
ならばそろそろお話してもよいでしょう。
あなた方をこの地に招いたもののことを。
あの城の奥には、いにしえより伝わる力が封印され、
それを解き放つ者を求めておりましてな。
そう、あなた方のような者をですじゃ。
ゆえにこの地に招かれた者は、
それを解放することなくして、
ザムハンの地より出ることは叶いませぬ。

(ランディ)
気にいらねえな。確かにあの城に興味はある。
だが何かしろと強制されるのは
俺の趣味に合わねえぞ。

(長老)
お腹だちもございましょうが、
元々あれは、力を欲している者をこの地に招くと聞きます。
ならばあなた方にとっても、良き話なのではないですかな。
しかし、城には異形の者どもが住み、
あまつさえ王はご乱心めされている様子。
覚悟して頂かねばなりませんぞ。
そう言えば先ほどおふたりの戦士が
この地へとおいでになりましたぞ。ひとりは若く、
もうひとりはアッシュ殿、あなたに似ておられた。
あなた様と同じ匂いがするとでも申しましょうか。
今ごろは宿で休まれておるはず。
お会いになって見てはいかがかな。

〇土笛入手後
どうですかなアッシュ殿、城の様子は。
王は、かつて王家を守り名誉の死をとげた
四人の武将に契約の元守られているとききます。
されど、しょせんはただの死人たちのこと
かつて死神と恐れられたアッシュ殿ならば
敵ではございますまい。
・・・・・・これは失言でしたかな。
おきを悪くなされましたら、お許しくだされ。
されどお忘れめさるな、この地は訪れる者の味方
彼の地で求め、得られなかったもの
心の内より求めてやまなかったもの
必ずやお手におさめることができましょうぞ。

ヒルダ:
きいてもいいかい?気になっていたんだけど
この町では子供を見ないね。
ここには、子供がいないのかい?

(村長)
ほっほっほっ、子供ですかな。
この町は時の流れの中に浮かぶ町
どうして新しい生命が必要となりましょうか。
かつてはこの町にも子供はおりましたとも
今となっては過去の記憶ですじゃ。
あなた方の知らぬ、遠い遠い昔の・・・

〇長老が二人の戦士が宿に居ると話した後

宿屋

アッシュたちと入れ違いに、
宿から出ようとしているふたりの男がいた。



(キリー)
っと・・・ウォーレン、こいつらじゃないか?
町の奴らがしきりに言ってた、先客ってのは。
あんたたちも伝説を聞きつけて来たのかい?


(ウォーレン)
・・・止めておけ。行くぞキリー。

(キリー)
ご機嫌斜めだな。変だぜ、ウォーレン。
じゃあな、あんたたち。
縁があったらまた会おうぜ。

ランディ:
どうも気に入らねえ。うさん臭い奴らだぜ。

ふたりが去った後、
宿の奥からいつものように主人が出てきた。


アーケディア城

〇町、森での会話の後、再度城内へ入った時

周囲の壁面には、絵が描かれている。

突然、笑い声のようなものが、
幾重にも折り重なって辺りに響きわたった。
それに続いて、何者かの声が、低く流れてきた。


獲物だ。獲物がやってきた。
どうやら我らの出番、歓迎してやらねばなるまい。
誰が先に行くのだ?


俺だ。俺にやらせろ。城の守りは俺一人で十分だ。
お前たちは再び眠りにつき、待っているがいい。

足元から、重く腹の底に響く
震えのような音が伝わってきた。
そして辺りは再び静まり返った。
すると、今まで
不気味に浮かび上がっていた壁画が、
闇に溶け入るかのように見えなくなってしまった。


ランディ:
面白いじゃねえか。
待ってろよ。後で俺がゆっくりじっくり、
可愛がってやるからよ。

マップナンバー「4」
扉を押そうとすると、
それは重い音をたててひとりでに開いた。
奥からは、かびくさい風が吹きつけてきた。


地下墓地

マップナンバー「1」
いっそう冷たい空気が、肌を刺した。
前方に、青白いもやのようなものが現れた。
やがてそれは、こちらへと近づいてきた。
もやの中には、鎧をまとい 
手には大きな剣を持った男が、一人立っていた。
鎧の繋ぎ目からは腐肉がはみ出し、死臭を放っていた。



(タルシス)
待っていたぞ、俺の獲物。
俺の名はタルシス。ヤール様に仕える、北の守護だ。
ねずみども、ここがどこか知っているか?
ここはザムハンと王の栄光のために戦い、名誉の死を遂げた
戦士たちの墓場だ。聞こえよう、亡霊戦士たちの歓喜の声が。
お前たちの来訪を、常闇の中より歓待してくれようぞ。

タルシスが叫びをあげると、
壁の中に眠っていた死体が目を開き、
手を伸ばしながらこちらへ向かってきた。


ボスバトル
タルシス、ゾンビ×5

(戦闘終了後)
地に伏し、息絶えたかのように見えたタルシスの体が、
再びゆっくりと動き出し、首をもたげた。
不気味な笑顔が、アッシュに向けられた。


(タルシス)
そこの男、気に入ったぞ。貴様の剣は血の匂いがする。
背後には、大勢の死人の陰を引きずっておる。
貴様には我が手で、相応しい死を与えてやらねばな。

そう言うとタルシスは闇の中に姿を消した。

ルオン:
やはり死人は死神を好むというわけですかな。
破滅を呼ぶ戦士と、死せる者。
さぞやいい勝負となることでしょう。

ヒルダ:
そう言うあんたはどうなんだよ。坊主の端くれなら、
神様のお力ってやつを使って、
死にぞこないどもを一掃しちまったら?

ルオン:
生憎と、そのような業は私の教義にはありませんのでね。
むしろ死せる者は私の味方なのですよ、レディ。

マップナンバー「2」
部屋の中には、ひとりの男が座っていた。
その顔には生気がなく、手には土の笛が握られていた。
男はアッシュに気がつくと、静かに顔を上げた。



(ローラン)
楽士も、詩人も、いないようだな・・・
では、この笛を吹くことなど、できはしまい。

男はそう言うと、再び黙った。

ランディ:
失礼な野郎だぜ。
まあ、取り立てて害もなさそうだしな。
放っておこうぜ。

マップナンバー「3」
《ザムハンの偉大なる四の守護の墓
王家の血のもとに いつか再び蘇らん》

と、扉にかかれている。

マップナンバー「4」
そこは巨大な石室のようであった
四つの棺が、静寂の中に横たわっていた。



そこには空の棺が置かれていた。
棺には、孔雀の紋章が描かれている。


そこには空の棺が置かれていた。
棺には、鷲の紋章が描かれている。


そこには空の棺が置かれていた。
棺には、獅子の紋章が描かれている。


そこには空の棺が置かれていた。
棺には、子羊の紋章が描かれている。


マップナンバー「5」
ヒルダ:
妙だね。この壁の奥から音楽が聞こえたよ。
ここの壁、何かあるのかも。

≪回転扉≫

マップナンバー「1」
アッシュたちが部屋に足を踏み入れると、
地面が盛り上がり、死者の群が現れた。


バトル
ゾンビ×4匹

(戦闘終了後)
アッシュたちは人の呼び声で我に返った。
既に死者たちの姿はなく、
代わりに、二人の男が立っていた。
そこにいたのは、宿で出会った男たちであった。
若い方はいかにもおかしそうに、
もう一人は表情を変えずに、こちらを見ていた。


(キリー)
何やってるんだよ、あんたたち。
仲間割れにしちゃ、物騒すぎやしないか?

(ウォーレン)
おおかた何かにたぶらかされたのだろう。
意志の弱い者を、この城は見逃さないからな。
この先へ進むのはあきらめたらどうだ?

(キリー)
ウォーレンの言う通りだね。
何のためにここにいるかは知らないけど、
目的を達成する前に狂い死にしないようにな。

そう言うと、二人は笑いながら
奥へと進んでいった。


ランディ:
畜生・・・あいつらも気にくわねえが、
あんなまやかしにだまされたってのが、
もっと気にくわねえ。

マップナンバー「2」
部屋の中には、鎖でつながれた男が立っていた。
男は太刀を振り回しながら、こちらに近づいてきた。


よくきたな、冥府と変わらぬ牢獄へ。
世を呪い、屍と化していく者こそ、俺のコレクション。
さあ、お前たちも加われ。すでに仲間が待ちかねているぞ。

バトル
エグゼッショナー

(戦闘終了後)
男の体は地に倒れると、
しゅうしゅうと音をたて、消えていった。
あとには、カギのような物だけが残された。


【鍵束】を手に入れた。

ヒルダ:
どうやら、この辺の牢のカギみたいだね。

マップナンバー「3」

右側の牢になかば白骨した死体がある。
牢の中には白骨化した死体が折り重なっていた。
アッシュたちが足を踏み入れると、
それはにわかに起き上がり襲いかかってきた。


バトル
スケルトン×6匹

(戦闘終了後)
死体が塵と化した後、
床には何か書かれているのを発見した。
そこにはこう書かれていた。

《災いだ 王は死せる者までも戦に駆り立てるのか
地が裂け あの冥府の穴と共に
ザムハンが消え失せた方が まだましかも知れぬ》


マップナンバー「4」
右奥の牢で、
何か人影のようなものが動いた。


牢の中には、リュートを抱えた少年が、
ひざを抱えてうずくまっていた。
少年はこちらに気がつくと、怯えたように後ずさりした。


ヒルダ:
へえ、結構かわいい子じゃないか。好みだよ。
助けてやろうよ、いいだろ?
よし。ちょっと待ってな、ぼうや。

ヒルダは商売道具を取り出して、牢の前に座り込んだ。
ほどなく澄んだ音と共に錠前が抜け落ち、
扉はゆっくりとその口を開けた。



(ヒース)
ありがとうございます。僕、ヒースといいます。
伝説の竪琴を捜して旅をしていたんですが、
いつの間にか、この土地に迷い込んで・・・
じゃ、邪魔はしません。
僕も、ご一緒させて下さい。
お役に立てることも、あるかも知れませんし。

ヒースが仲間に加わった。

ランディ:
ちっ、余計なことしやがって・・・
ガキのお守りなんざ、俺はごめんだからな。

ヒルダ:
一人きりで取り残されるってのは、
思いのほか、つらいもんなのさ・・・
ランディ、あんたも一度経験してみるといいよ。

マップナンバー「5」
左側の牢の壁に何か書かれているようだ。

壁に文字が刻まれている。
《王はご乱心めされた ラスムス様のおっしゃる通り
ザムハンの地は 滅びるに違いない》
《国の滅びゆく前に 刃を掛けられるというのなら
むしろ運命に感謝せねばなるまいが
我が師 ラスムス様の行方だけが気がかりでならぬ》

マップナンバー「9」
扉の向こう側から、ごおごおという音に混じり、
人の話し声のようなものが聞こえてくる。
片方の声には、聞き覚えがあった。


(タルシス)
ですぎたマネをしてくれたな、セラク。
奴らは俺の獲物だ。
貴様の下らん幻術の助けなど要らぬ。

(セラク)
私は、お前のやり方にしびれを切らしたまでのこと。
タルシス、お前はこれに頼りすぎだ。
確かにこのサークルの再生の力は偉大だ・・・
・・・だがことが長引けば、かえってあれを刺激する。
我らと王との誓いを破ることにもなろう。
トリニトラとアリエルとて、黙ってはいないはず。
サークルに頼らず、あの虫けらどもを始末しろ。
それとも長き眠りの間に、
虫けら一匹倒せぬほどに落ちぶれたか。

(タルシス)
これ以上、俺を愚弄することは許さん。
セラク、貴様は鏡の間で大人しくしておればよい。
俺のやり方に口を出すなと、あの二人にも伝えておけ。

ひとしきり会話が止んだ後、
こう語る声が響いてきた。

(タルシス)
扉の外にいるのは誰だ?

マップナンバー「10」



部屋の中央には魔方陣のような物が描かれていた。
どこからか青白い光が放たれ、
ごおごおと無気味な音が部屋中に満ちていた。
サークルの中央に赤い物体が浮き上がっていた。
見ると、それは人の心臓であった。
赤い筋肉が、光と呼応するように力強くうねっていた。
サークルの中から、扉の外で聞いた
あの声が響いてきた。タルシスの声であった。

(タルシス)
どうだ。黄泉と現世とをつなぐ輪の輝きは。
美しかろう。珍しかろう。
もっと近くへ寄れ。よく見るがいい。

ルオン:
ほう。このような呪法を行う者がいたとは・・・
心臓を取りだし、肉体を不死と化す術です。
この輪が、あの戦士を蘇らせているのですよ。

(先へ進もうとすると強制戦闘)
サークルに足を踏み入れると、
アッシュたちを引きずり込もうとするかのように、
地面から無数の手が伸びてきた。


バトル
ベックコン×6匹、または×7匹

(タルシス)
貴様らごときが、再生の輪に触れることなどできぬ。
我が命は契約の下に保たれ、扉の封印をなす。
亡者に追われる貴様らには、死すべき他に定めなどない。

地下墓地

〇ヒースがパーティーにいる場合
男はヒースのいる方を向き、呟いた。

(ローラン)
ユリウスか? ・・・いや、違う。
だが、吟遊詩人だな。
お前に頼みがある。この土笛を吹いてみてくれ。

男は、ヒースに土笛を差し出した。
ヒースは一瞬ためらったが、
男から土笛を受け取り、そして吹き始めた。
男は、ヒースの笛の音を聞くと
安堵したかのように涙を流し、
そして、ぽつりぽつりと話し始めた。

(ローラン)
お前の奏でるしらべは、ユリウスのものに似ている。
私は、王に捕らわれた彼を助け出そうとした。
だが失敗し、私の体は無残にもこの地下に投げ捨てられた。
己の悲運を嘆きはしないが、
この笛はラスムス様よりお預かりした物。
正しき音を奏でる者に、預けたかった。
その笛を持っていくがいい。 
タルシスを倒すには、地の者の力が必要になる。
ニーラの祝福を受けた者は、その笛の音に従うだろう。

そう言うと、男の姿は闇にとけるように消えた。
【土笛】を手に入れた。

ヒルダ:
土でできた笛ねえ。どう考えても金にはなんないね。
どうせなら、もっといい造りの物を
くれりゃいいのにさ。

ニーラ神殿地下二階
マップナンバー「2」

そこには、回廊を塞ぐように
一体の巨像が立っていた。


(ヒース)
アッシュさん。地下室の亡霊が言ってたのは、
この像のことじゃないでしょうか。
試しにあの笛を吹いてみましょうか?

ヒースは土笛に口をつけ、
静かにメロディーを奏でた。
その音に呼び覚まされたかのように、
地鳴りのような低い声が回廊に響いた。


(GOLEM)
主よ、我は汝の命に従う。
しかるべき時に、我が力を使い給え。


そう言うとゴーレムの体はみるみる小さくなり、
ちょうど手に乗るくらいの土人形と化した。
【土人形】を手に入れた

その部屋の中には二つの台座があった。
ひとつの台座の上には何もなかったが、
もう片方には銀色の玉が置かれていた。

台座にはこう記されていた。

《ニーラの奇跡を秘めたる宝珠 金は潤いを
銀は渇きを与え 大地に恩恵をもたらす》



【渇きの玉】を手に入れた。

(ルオン)
これで日照りや水害を防いでいたのでしょう。
しかし、もはや使う者のないものを守っているとは、
しょせん知能のないゴーレムですな。

地下牢

マップナンバー「10」

ヒース:
アッシュさん、あの土人形はどうでしょうか。
言っていたじゃないですか、困った時に使えって。
た、ためしに使ってみましょうよ。

土人形を置くと、辺りに激しい地響きが起こった。
サークルにひびが走り、
うめき声に似た音と共に、その光は失われた。
土人形もまた、地中へと呑み込まれていき、
宙に浮いた心臓だけが、いっそうその赤みを増した。
アッシュは、その周りにぼんやりと影が集まり、
タルシスの姿を形作っていくのを見た。
タルシスはすさまじい形相でこちらを睨みつけた。


(タルシス)
ひびを・・・サークルにひびを入れるとは。
たかが泥人形にサークルを壊されたと知れば、
他の守護者どもがどれほどこの俺を侮辱しよう。
もはや猶予はない。貴様らの首を血で染め上げ、
詫びがわりに王の御許へ持参せねばならぬ。
黄泉へのみやげだ。我が真の力、存分に思い知るがよい。

ボスバトル
タルシス
ゾンビ×6匹

(戦闘終了後)
タルシスが死ぬと、
その大剣はサークルの上にゆっくりと落ち、
共に跡形もなく消え去った。
その時、どこか遠くで
鍵の開くような音が響いた。


地下墓地

マップナンバー「6」

扉には獅子の紋章が描かれている。

今まで固く閉ざされていた扉は、
いとも簡単に、アッシュたちを迎え入れた。



(SHAFT)
部屋の中には、ふたつのシャフトのような物があり、
壁にはこう刻まれている。

《子羊が無害ということは 誰でも知っていることだ》

ヒルダは注意深くシャフトを調べた。

ヒルダ:
左のシャフトを引きなよ。
まあ、頭を胴体からおさらばさせたいってんなら、
右を引くのも悪くないかもしんないけどね。

≪わざと右を引く≫
シャフトを引いた瞬間、
天井から何か光る物が落ちてきた。
その刃は、アッシュたちを傷つけた。

(ダメージ)

≪左を引く≫
アッシュは、
上の方で何かが音をたてるのを聞いた。


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    Last Update 2002/12/20 17:20:30