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ゲームミュージックCDレビュー


今日のCGM:ページログ#01
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AIRより 「鳥の詩〜秋風MIX VERSION〜」 
Orinithopterより 「鳥の詩」、「夜想」
イースV J.D.K.SPECIALより 「翼を持った少年」「Be careful」「厳格なる闘志〜イルバーンズの遺跡」「旅立ちの朝」
アクトレイザー クインテット/エニックス
イースエターナル初回限定特典 Ys Sound Super Collection
KOKORO / Joanne Hogg Featuring from XENOSAGA EPISODE1 「Kokoro」
XANADU/ANTHEMより 「XANADU ACTU」
PC-ENGINE版イースWより 「THE DAWN OF Ys」
超連射68K
BROKEN THUNDERより 「STEEL OF DESTINY -LONG VERSION-」


鳥の詩〜秋風MIX VERSION〜 AIR (2002.10.19)
よく聴いた度:★★★★☆☆☆☆☆☆

 個人MIDI作家のウェブサイトなどで見かける、AIRのアレンジヴァージョンのようです。と言うのも、僕自身、この楽曲の出元が分かっていないからです。知人から頂いたAIR系アレンジサウンドの中に入っていた一曲をピックアップしてご紹介しています。

サーッと引く波音が心地よいアレンジ。ベースとなっているサウンドは、B'zの『いつかのメリークリスマス』ですね。っていうか、スチールギターのフレーズや楽器構成なんかがソックリだし。シンプルな音数でまとめた、聴いていて落ち着ける一曲です。虫(?)の泣き声が聞こえはじめ、夕凪の波場から日が暮れるような情景を思い浮かべる事が出来ます。


Orinithopterより 鳥の詩、夜想 (2002.10.17)
よく聴いた度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

-AIR Original Compilation Album- Ornithopter

 ゲーム自体は未プレイ、このCDも昨年知人より譲り受けたものです。聞くところによると、このAIRなるゲームは、あちこちのGMファンからも高い支持を受けている名作であるとか。ネットで調べなおしてみると、あちこちでそういった節を見受けることが出来ます。
自分自身、こういった所謂、ギャルゲー調のゲームミュージック自体に抵抗を示す人間でありましたが、聞いてみて、以外にすんなりと楽しむ事が出来ました。M-2のヴォーカル曲「鳥の詩」は、メロディーラインが綺麗で覚えやすく、おそらくはゲームのテーマ曲、もしくは重要な位置を占める曲であると考えられます。もう一曲のM-5「夜想」は、自分がよく好むタイプの曲で、叙情的なE.Pianoから発展していくタイプのものです。テクノ調になり盛り上がった後、再びイントロのテーマに戻る、といった感じです。

最近になって、AIR関連のGM、またはそれをモティーフとした同人ゲームなどを知人経由でプレイする機会に恵まれました。それらを見ていると、本当に、そういった作品を作っている人は、このゲームが好きなんだなぁ、と改めて感じさせられる次第です。未だに見た事が無いゲームだけに・・・ね。

イースV J.D.K.SPECIAL (10/10)
M-33 「翼を持った少年」
M-34 「Be careful」
M-35 「厳格なる闘志〜イルバーンズの遺跡」
M-36 「旅立ちの朝」

よく聴いた度:★★★★★★★★★★


J.D.K.BAND is
TOMOHIKO KISHIMOTO:Vocal、Arrange、Bass、Synthsizer

SPECIAL GUEST:
JUNICHIRO MATSUKAWA:E.Guitar
MASANORI ”BURNY” KUSAKABE:E.Guitar
FUYUKI TAMAMURA:Drums
MIKI MOGAMI、MASAO HONDA

(*)初期のJ.D.K.BANDでは、ドラムは岸本さんの打ち込みでは無く、実際に演奏されていた。スペシャルゲストの一人、玉村 冬樹さんは、『ゲームミュージックフェスティバル』のライヴなどでは、J.D.K.BANDのドラマーとしてステージに立たれた方である。

 今日、10月10日は、ホームページ二周年記念でもあるので、僕が最初に買ったファルコムGMCDを一枚ご紹介します。最初に触れたオリジナルサントラ盤ですが、M-1〜M-32のFM音源の貧弱さに『こんなものか』とショックを受け、CD曲数を飛ばしていました。最初に購入したCDは、これと、『パーフェクトコレクションイースW Vol1、Vol.3』、『交響曲イース’95』の合計四枚。となると、サウンドが大幅に補強されたアレンジ盤ばかりを聴いていました。そりゃあそうでしょう。1995年当時に、ファミコンレベルの音を聴いても、楽しくもなんとも有りませんからね。PC-88、98と遊んできた訳でもないですし。内蔵音源に特別な感情を抱かない人間でした。そんなわけで、ファルコムファンになってから七年、未だに古臭いFM音源には馴染めないでいます。

 で、このアルバムは、アレンジヴァージョンの四曲が実に良い。ツイン・リード・ギターが炸裂するへヴィーメタル曲『BE CAREFUL』、鳴きのギターから一転して元気の良いロックサウンドへと変化する『厳格なる闘志』など、この四曲だけで、もう満足状態。・・・・何十回、いや何百回聞いたかな。これ。


アクトレイザー クインテット/エニックス (10/4)
よく聴いた度:★★★★★★★☆☆☆

作曲:古代 祐三

ゲームで使用されている楽曲名は不明。オリジナル・サントラが出ているのかどうかも知らない。

どっかで拾ったアレンジMP3に、オーケストラ演奏で、オープニング〜ブラッドプールのメドレーと、SLGパート〜マラーナが入った二曲を聞いたことがある。

 オリジナル「イース」スタッフがファルコムを退社後、立ち上げたソフトメーカー「クインテット」の第一弾作品「アクトレイザー」(ゲーム発売はエニックス)。真なるイースVはこの作品である、と唱えるファンも多いらしい。スーファミ黎明期の作品で、ハードウェア機能である回転・拡大縮小などをいち早く導入した技術的なゲームである事も注目点だ。魔物に征服され人の「種族」が滅ばされた世界、魔王に敗北を喫した神が力を取り戻すべく、人間の世界を復興させるといった内容のゲーム。アクションと文明発展のSLGの二パートに分かれ、隠し要素も多い作品だった。

 アクトレイザーの音楽は、「イースT、U」「ソーサリアン」「ドラゴンスレイヤーW」などで名を馳せたミュージック・コンポーザー、古代祐三氏。(一曲五千円から二万円の)ファルコムアルバイト時代のポップなゲームミュージック”ノリ”とは打って変わって、シンフォニックで重厚なサウンドが特徴的である。

 当時のスーファミのサウンドとは一線を画したハイクオリティーな音楽は、ファイナルファンタジーWがスーファミRPGの主導権を握ろうとしていた時代、僕の周りではごく一部の濃いゲームファン間で話題になっていた。その頃のSFC人気のゲームと言えば、FF4、イースV、アクトレイザーの三つだった。小学生だった自分にとって、スーファミは高嶺の花、ましてやテレビゲームとは5年以上も離れていた(僕は、最初に遊んだトランスフォーマーから、飛んでアクトレイザーという履歴を持つ)僕にとって、アクトレイザーは、テレビゲームの一つの革新者であったのだ。そう、ファミコンの単純明快なアクションゲームとは違う、感動といった要素に嵌ったのだ。それは、ハードウェアの向上によって、画面からではなく、音として耳から感動が飛び込んできたのだ。「ゲームミュージック」CDの存在すら知らぬ小学生に与えた影響は計り知れない作品であると言えよう。


Ys Sound Super Collection (10/3)
よく聴いた度:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

作曲:古代 祐三、石川 三恵子、Sound Team jdk.
編曲:Sound Team jdk.(FM)


 1998年の「イースエターナル」初回版付属特典の一枚が、FM音源のサウンドCDだった。ファンの間では「完全版」が聴けるといった音楽的価値の高さでちょっとした話題になった。それもその筈、原作の「イース」では他種版(どれかは知らん)でしか聴けなかった「FINAL BATTLE」の完全フレーズがしっかりと収録されたCD音源は、この特典CDが最初で最後だからだ。他にも、全ファルコムレーベル、他GMレーベルでも未発表の「FLY WITH ME」(PC-88サウンドVer)といったものも資料価値がある。
面白い所で、エターナルの新曲をNEC-86音源に直した、「FM逆アレンジヴァージョン」が堪能できるのもこのディスクをおいて他には無いし、ほぼ全曲が二ループ仕様で収録されているのも、これが唯一だったりする。イースファン・原作至上の方には思いのほか、ウレシイ一枚だったのではないでしょうか?

私自身、エターナル購入時は、FM音源もチープなサウンドにも何ら思い入れが無かった頃だったので、初めて聴いた「イース」の原曲音に酷いショックを受けた覚えがあります。アレンジでは素晴らしいのに、原作はこんな程度なのか!、と。(ちなみに、ミュージックフロムイースを購入したのは、これより更に半年ほど後であった。)

アレンジサウンドからゲームミュージックという世界に浸った自分にとって、オリジナル基盤から出力されるチープな音には馴染めないものがありました。・・・・・・実に懐かしい思い出であります。


KOKORO / Joanne Hogg Featuring from XENOSAGA EPISODE1 「Kokoro」 (9/30)
よく聴いた度:★★★★☆☆☆☆☆☆

Original Lyrics: Tetsuya Takahashi
English Translation: Takeshi Mogi & Matthew Zuckerman
Vocal: Joanne Hogg
A.Guitar & E.Guitar: Tomohiko Kira
A.Piano: Yasuharu Nakanishi
Low Whistle & Uillean Pipes: Davy Spillane
Drums: KALTA
E.Bass & A.Bass: Hitoshi Watanabe
Programming & Keyboards: Yasunori Mitsuda

何時までGMファンの方々へ『僕が楽しんできたゲームミュージックの読み物』を提供できるかどうか・・・。ファルコム系ならばあと三ヶ月近くは持てるけど、それ以外のメーカーのGM所持数が少ないからね。多分、一月持てば良い方じゃないかな。
さて、このマキシシングル盤は、今年発売されたマニアックRPG・ゼノサーガのエンディングテーマのシングルカット版である。ゲーム自体は未プレイだが、シングル、サントラ盤の二枚とも購入してしまった。購入理由は、ロンドンフィルオーケストラによる壮大なGM演奏が聴きたかったのと、ゼノギアス(&ミレニアルフェア)の時の一部のアレンジヴァージョンが気に入っていたからである。今回のエンディングも、前作のゼノギアスと同じくJoanne Hoggがヴォーカル、民族系楽器をフィーチャーしたバンド演奏という形を取っている。最近では、前作のエンドテーマ「SMALL TWO OF PIECES〜軋んだ破片〜」とも連続して再生することも多い。


XANADU/ANTHEMより 「XANADU ACTU」 (9/29)
よく聴いた度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

ANTHEM/アンセム
Vocal: EIZO SAKAMOTO (坂本 英三)
Guitar: HIROYA FUKUDA (福田 洋也)
Bass: NAOTO SHIBATA (柴田 直人)
Drums: TAKAMASA "MAD" OHUCHI (大内 貴雅)

 世界初の、コンピューターゲームのイメージソング。現存する音源は、EP版とCT版のみというレアモノ。(1997年のベスト盤「ファルコム・クラシックス」には、A面”XANADU”のみが収録)ヴォーカル&演奏を担当しているのが、今の日本でも数少ない生粋のへヴィーメタルバンド・ANTHEM。(アンセム)ヴォーカルに、坂本英三氏が在籍されていた頃で、日本のHMファンにとっても貴重な音源であるといえよう。
ゲームミュージックをカヴァーアレンジしたものではなく、国産PC-RPGゲームの金字塔「ザナドゥ」の為のイメージソングである。アンセムはこの後も、1989年の「ファルコム・スペシャルボックス’90」に二曲アレンジ版を提供し、キングレコード・ファルコムレーベル上から姿を消した。
このコラムでは、SIDE:AのXANADUではなく、マイナーなB面の曲に注目してみた。理由は、1997年の「ファルコム・クラシックス」でCD音源として聴けないからである。

Death game おびえることはない
自由の光 かけめぐる 今
No more 神の嘆きを二度と
時の流れ 刻み込め brave and power

闇がこわれていく
解はなたれた 人々の祈り
あふれだすのさ 喜びの声が
蘇える時そこは holy land

たたかいの日は終わり
永遠のやすらぎよ 今 Xanadu

記憶の中で
太陽は輝きつづける
Dragonslayer伝説を
聖なる大地に今納め
たたかいの日は終わり
永遠のやすらぎよ 今 Xanadu


PC-ENGINE版イースWより 「THE DAWN OF Ys」 (9/28)
よく聴いた度:★★★★★★★★★★

Music Composer:
Arrange: 米光 亮
Strings: 斎藤ネコ ストリングス

Drum:

江口 信夫、KATSUJI(ガーゴイル)

Chorus:

伊集 加代子

Horn:

藤田 乙比古

Sax:

包国 充、ジェイク Hコンセプション

Trp:

数原 普、河東 信夫

Tb:

清岡 太郎、宮本 直樹

 僕のファルコムゲームとの付き合いは、このPC-ENGINE版イースWが無ければ有り得なかったでしょう。1995年夏当時、スーファミ版イースWをプレイ中の環境にありましたが、別段すごいといったイメージも何も無く、『ああ、パソコンゲームはこんな程度だったんだろうな』程度の感想しか持ち合わせていませんでした。そんなファルコムゲームへのイメージを、根本的に覆してしまったのがPC-ENGINE版「イースW」です。当時の自分は、ゲーム中に導入されるサウンドには注意を凝らして聴く方ではありましたが、『ゲームミュージックサントラ』の存在すら知らず、『おっ、このサウンドは良いね!』程度で見ていました。スーファミ時代までのサウンドしか知らず、このゲームのOpeningに触れて以降は、奈落への一直線。ファルコム信者として一発洗脳されてしまった訳です。信者から戻れない日々を過ごした者の存在は、このウェブサイトを隅々まで見ていただければご理解できると思います。

 最初に流れるCD-DA音源が「THE DAWN OF Ys」だったので、この曲を題として紹介していますが、他にも、勇壮なメロディーの集大成「フィールド」、テクニカルなシンセサイザーフレーズの「バトル#58」、イングヴェイびっくりの「偉大なる試練」、オシャレなTpとベースとの絡みがFM原曲より完成された「TOWER OF THE SHADOW OF DEATH」、鳴きのサックス「紅の翼」、当時のゲームサウンドでは珍しいギターによるヘヴィーメタルバンド形式のバトル曲「最終決戦」「灼熱の炎の中で」など、当時(1993年)のサウンドレベルと見比べるならば、実に優れた楽曲で埋め尽くされていたかが解ります。CD-DAなので、MDなどに音を落としてじっくりと聞けるのもウレシイオマケでした。未だにウェブサイト作成中に流すサウンドとしてこのイースWが挙げられます。

 とまあ、ファルコムゲームへの奈落への第一歩を踏み出した私ですが、最近のファルコム・サウンドクオリティー(オリジナルではなく、アレンジ盤の方ね)の低さ、バリエーションの乏しさなどを見ていると、七年前の信者呪詛ももう既に解けてしまっていると言っても良いでしょう。それだけが残念で仕方ありません。


超連射68K (9/20)
よく聴いた度:★★★★★★★★☆☆

 フリーソフトシューティングゲームの全曲リストをご紹介。X68のFM音源によるメロディアスな楽曲群は、パソコンゲームのサウンドとは思えぬほどしっかりとしている。PC-98などの86音源とは違った趣があり、内蔵音源ファンにも楽しめると思います。MDXファイルだから、FM音源プレイヤー「KbMedia Player」などで聞くこともできるというオマケ付き。
ゲームを簡単に紹介しますと、通常攻撃&ボムのオーソドックスなスタイルで、1990年代前半期テイスト溢れるSTG。オリジナルは1995年で、昨年フリーソフト化された。Windows版は、X68リメイクとなっている。

Planet the E・A・R・T・H(Stage1)
Chips!!(Boss1)
Justice of Galaxy(Stage2)
Pleasure Trip(Stage3)
Infinity・・・(Stage4)
Windy(Stage5)
I'm Fighting to Your Happiness(Stage6)
Impossible One(Boss2)
All or Nothing(Stage0)
Cookin' in the Hell(おしおきボス)

そんな超連射のBGMも、粒ぞろいなモノが多い。かすれたオルガン音色と、音抜けが良いDrumが特徴的な「Infinity」や、ボスバトルの緊張感を醸し出す「Impossible One」、そして、プレイヤーの最後の壁である御仕置きボスの「Cookin' in the Hell」など、BGM単体でも聴き応え充分だ。


BROKEN THUNDERより 「STEEL OF DESTINY -LONG VERSION-」 (9/19)
よく聴いた度:★★★★★☆☆☆☆☆

 サンダーフォースXとの出会いは、サイト内で紹介しているフリーSTGゲーム「AQUACUBE」の作者・片切くんの家で、当時製作中だったβ’’版「AQUACUBE」のテストプレイさせてもらった時だった。一面が出来上がり、やっとこさ二面制作が軌道に乗り出していた頃だった。聞きなれた一面BGM「Legendary Wings」がフェードアウトし、二面の廃墟っぽい八重スクロールが映えるシーンを見てコロッとやられた。イントロの連弾がカッコいいゼ!と。その後、彼のSTGの元ネタとなったサンダーフォースXを遊ばせてもらったのだが、あっという間に瞬殺。数ヵ月後、超連射68Kを全面クリアーできるまでに修行を積んだ僕は、再び挑戦させてもらい、二面・三面と進むことが出来た。うーん、TFは覚えゲーだね、と自分で納得しながら、サウンドを楽しんだ想い出がある。
ここで紹介している「STEEL OF DESTINY」は、そんなTFXのステージ5のBGMである。このイメージアルバムでは、ロング版としてギターソロやら何やら入って、ライヴっぽい雰囲気が出ています。