ファルコム音楽全集

   J.D.K.BAND全曲解説


 J.D.K.BAND 全曲完全解説 List Volume.3
 
 
Falcom J.D.K.BAND All Music Complete List Volume.3


Music List by "PERFECT COLLECTION Ys Tenkuu no Shinden J.D.K.BAND Part Vol.3"


Perfect Collection Ys 天空の神殿 J,D.K.BAND編 Vol.3
CDの紹介


 Perfect Collection Ys 天空の神殿 Vol.3

 OVA「イース 天空の神殿 アドル=クリスティンの冒険」のオリジナルサウンドトラックである本作は、全部で四作が収録時間&値段据え置きのショートアルバムとしてリリースされた。ゲームのイースT・U・Vのオリジナルサウンドを元に、J.D.K.BANDが全曲演奏担当していて岸本 友彦ファンにはうれしい一枚だ。このVol.3で、J.D.K.BANDとしてのOVA天空の神殿は完結するのだが、さすがに最後だけあってかなりハードな曲がそろっている。

・トラック1 バーンドブレス
 パーフェクトコレクションイースUでも同曲をJ.D.K.BANDがアレンジ演奏しているが、このバージョンはショートカット版で、OVAのワンシーンに合わせて使用されています。OVA中で、バーンドブレスの溶岩地帯が出てくるシーンは殆どありませんでしたが、アドルが先を急ごうとあせる雰囲気が良く出ていると思います。
原曲はとうぜんイースUの「MOAT OF BURNEDBRESS」。枯れたスネアの音色が特徴的だ。


・トラック2 ゲラルディ
 オリジナルは、イースUの「PROTECTERS」。アレンジ曲名どおりに、ゲラルディ(ボスキャラクター)との戦いのシーンで使用された。シンセサイザーによるイントロが、オリジナルの持つスピーディー感・躍動感を更に掻きたててくれる。E.ギターと併せたアレンジは、Electric Orchestraの同曲アレンジ版と聞き比べされても面白いだろう。

 

・トラック3 出発
 イントロの勇壮なメロディーは、闘いを終えたアドルに贈る感謝の現われ、のような感じだ。実際のOVAでは、息子を救ってくれたアドルに贈る「クレリアの鎧」の時に使用されている。一時すると、Eギターが割り込んできてトラック1と同じ「バーンドブレスのテーマ」に戻る。本来の目的はまだまだ先なのだ。

 

・トラック4 サルモンの神殿
 イースUをプレイされた事がある方なら誰もが覚えているであろう「サルモンの神殿」。このOVA版では、オリジナルゲームのイースUでは決して描かれる事の無かった”魔物が本来持っているであろう凶悪感”みたいなものが見事に描写されている。この曲が使用されるシーンは、当然、アドルがサルモンの神殿で死闘を繰り広げるシーンなのだが、ゲームをプレイした事がある僕は、鳥肌が立ちました。
オリジナル曲は、「PALACE OF SALMON」。

 

・トラック5 鐘撞き堂、 トラック6 カウントダウン
 この曲単品で聞くよりも、OVAを通して「鐘撞き堂」⇒「マリアとサダ」⇒「カウントダウン」と聞いた方が雰囲気が出る。OVAの話になるが、マリアを助けるためにともに協力して戦うアドルとサダを演じる重要な楽曲群だ。Eオーケストラ版の「マリアとサダ」の絶望さに泣けるシーンも捨てがたい。
これら2曲のオリジナルは、イースUの名曲「COMPANILE OF LANE」だ。


・トラック7 鐘撞き堂の闘い
 うえの二曲と違い、ロングバージョンで聞かせてくれるハードな曲だ。アドルは、地上で倒した筈のダレスと再び剣を交える事になるのだが、ダームの力が影響する天空のイースでは、本来の力を持つダレスの圧倒的な力の前にひれ伏す事になる。
この曲は、ギターソロを含めて、戦闘シーンのバックで使用されている。ダレスが石化の魔法を唱える時のベースラインがカッコイイ曲だ。
オリジナルは、イースUの「COMPANILE OF LANE」。


・トラック8 憎しみのアドル
 トラック4・サルモンの神殿と聞いた感じでは似ているのだが、バッキングギターが減っていたり、イントロのドラムパートが違ったりと、トラック4の別バージョンであると言えよう。OVA最終巻の冒頭で使用される曲。原曲は、「PALACE OF SALMON」。


・トラック9 運命の流れるままに・・・
 イースU「SUBTERRNEAN CANEL」(地下水路)の曲のアレンジでは珍しい、スローバラード調のヴァージョンだ。OVA最終巻で、詩人のルタ=ジェンマにフィーナがハーモニカを授けるシーンで使用される。想い出は、前作のOVAイースを見た方には非常に感慨深い物があると思う。


・トラック10 バトル・オブ・キース
 キースとの戦闘・・・ではなく、女神達の前に現れたダレスを迎え撃つキースのテーマだ。メロディーイントロからして分かるかと思うが、オリジナルは超有名なイースTの神殿の曲「PALACE OF DESTRUCTION」。たったの五十秒の曲だが、ギターソロまで入っている。


・トラック11 ダレスとの死闘
 第三巻では圧倒的な力の前にひれ伏したアドル。自分の無力さに、憎しみに全てを任せ暴走する力で再びダレスと対峙するのだが、憎しみがこもったままでは、クレリアの剣の力を使いこなす事は出来ない。ダレスに殺されかけたとき、ダームが現れるのだった。
オリジナル曲は、イースU「PROTECTERS」と、フレーズのみだがイースTの「THEME OF ADORU」で構成されている。


・トラック12 最後の聖戦
 憎しみに満ちたまま、ダームとの最終決戦を迎えるアドル。黒い真珠は、ひとの持つ不の感情全てを吸収する力を持つので、結果としてダームに力を与える事になってしまうのだ。ダームを消滅させかねないほどの強大な力を暴走させるアドルだが、全てを吸収されてしまう。
原曲は、プロミネンスが印象的なイースUのラストバトル曲「TERMINATION」。



・トラック13 Endless History(インスト・バージョン)
 パーフェクトコレクションイースで登場して以来、OVAイースシリーズのエンディングテーマとしてすっかり定着したヴォーカル曲「Endless History」。このJ.D.K.BANDアレンジ版は、第三話のラストで使用される。キャラクターの音声とストーリーにピッタリと合わせたイントロ流しは神業だ。ちなみに、最終話のエンディングもこのEndless History(ヴォーカル)なのだが、J.D.K.BANDがバック演奏担当した特別版となっている。こっちのアレンジは、オフィシャルCDでは聴けないギターフレーズなどがある。音声と被っているのが辛いが。
Endless Historyの原曲は、イースTのエンディングテーマ「THE MORNING GRAW」。


・トラック14 TOO FULL WITH LOVE
 ボーナストラックのうち一曲で、のんびりとした音色が特徴的なアレンジだ。ノリの良いドラムを使用することによって、オリジナルとは違った躍動感のあるアレンジヴァージョンに仕上がっている。この曲が後の、「ヴォーカルスペシャル〜J.D.K.BAND3」の元ネタになったのだろうと僕は推測している。オリジナルはイースUのランスの村。


・トラック15 STAY WITH ME FOREVER
 CDのトリを飾るにふさわしいアレンジだと思う。バッキングギターの爽やかな音色が醸し出す、オリジナルフレーズは必聴だ。岸本氏のアレンジらしくない、爽やかアレンジなのだが、定番のEギターソロもしっかりと収録された四分間の曲。


 
  
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*「J.D.K.BAND全曲完全紹介」の最終自動更新日は 2002/01/20 日曜日 20:14:57 です。