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ねこねこファンディスク
(ファンディスク)
たかがファンディスク、されどファンディスク。
テキスト作成 2003年04月03日、加筆修正 2003年04月09日
(C) Copyright 2002 ねこねこソフト
二周年記念の「ありがとうございます」を込めて、3600円の定価にCD-ROM三枚を詰め込んだお徳パッケージ。その内容は・・・・・・、
・サバイバルモードのアクションゲーム「バルドバレねこ」。
・シリアスストーリーは、銀色がメイン。
・えちぃストーリーは、みずいろがメイン。
・なんだか訳の分からないショートストーリーたち。
「日頃、ご愛顧ありがとうございます」
ブランド側から、ユーザーへのお返しである。
ファンディスクに詰め込まれた「White」、「銀色(完全版)」、「みずいろ」の三作品。それらの多くがファンに愛され、支持されている。人気の高い登場人物たち。ネットのあちこちで公開されているファンディスクのレビューを読むと、ねこねこソフトというブランドが、どれだけユーザーに支持されているかが改めて分かる。プレイ時のファン歴がたったの14日程度であった僕から見ても、それは傍目に凄い光景であった。
そしてそれは、実際にゲームを買ってみてから初めて実感できるものである。
にわかファンから、信者への第一歩はファンディスクから始まるといっても過言ではない。
実際ににわかファンだった僕が、信者としての資質充分であると自覚させられたのも、このファンディスクからである。
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| ->>ショートストーリー |
無駄なまでのファンサービス精神と、徹底したユーザーサイド路線。
「利益なんか、全く考えちゃいないだろ?」
と突っ込みたくなるような、値段とゲームボリュームとの不釣合い具合。
呆れるほどの、お馬鹿センス。パッケージ、マニュアルに至るまでその色は強く滲み出している。
とにかく、ファンでも何でもない人が手に取って、
「ファンディスクなんぞ、買って損だ」、
と思えてこないだけでも、凄いと言えよう。
それこそが、ねこねこソフトの門戸の広さでもあり、色々な角度から信者を招来している証でもあるわけだが・・・・。詳しくは後の項目で述べよう。
過去を思い浮かべれば、”ファンディスク”というゲームジャンルでは、エロゲの大御所リーフが「さおりんといっしょ」、「初音のないしょ」(他に、何とかで行こうと言うものがある。)などを発売してきた。後者は「リーフファイト」というLVNS三作品の登場キャラを総動員した玉手箱のようなRPGが一本あったお陰で、随分と楽しめた記憶がある。ファンディスクというジャンルは、ファンでなくても楽しめる部分があれば面白さを見出せるかもしれないが、ファンにしか分からないネタの比率が高いファンディスクほど、つまらないものは無いのである。至極当然だが・・・。
ファンディスクとは、原則、そこのブランドのゲームをプレイしたことがある人、または、そこのブランドを心底好きな人向けのジャンルであり、それ以外の人に取っては、ゴミの価値ほども無いディスクなのである。価値の程度こそ違えど、リーフのファンディスクも、ねこねこのファンディスクも、その大原則からは大きく外れていない。
信者クラス、またはメーカーのゲームを一本でもプレイしたことが在る人ならば、そこから、楽しみ方を独自に見つけ出す事が出来るだろう。しかし、全くの未プレイユーザーがファンディスクを手に取った場合・・・おおまかな結末は目に見えている。『ノリ』に飲み込まれ、興味を持ったところで、にわかファンとして歩みだす人、極端に合わず(ネタの一切が分からないので)そのブランドを見限る人、大体がどちらかに別れるだろう。
しかし、「ねこねこファンディスク」では、どこからでも、様々なユーザー層が楽しんでもらえるような要素が強かった。つまり、それこそが門戸の広さであり、どこからでも入口が用意されていると言う意味である。
ゲームミュージックが好きな人は「特典のサントラディスク」を聞いてみる。
アクションゲームが好きな人は、「バルドバレねこ」でゲームパッドを叩く。
また、ガンダム好きもいるだろうから、同じく「バルドバレねこ」でニヤリと笑う事が出来る。
シリアスストーリーが好きな人は、ちょっと分かり難いけど「銀色」のショートストーリーで、同社の雰囲気だけでも掴む事が出来る。シリアスなテキストと、バカな話とのギャップの凄さに驚く事だろう・・・。
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| ->>健三郎の挑戦 |
多くのユーザーに、門戸を開いている事は偉い事だ。
これはなかなか真似できる事じゃない。
確かに、独善的なコンテンツも多いよ。結局の所は、「ファンディスク」だからさ。
ゲームに納得が行かない人は、
「どうせ安いからいいじゃねえか。」
と頭で言い聞かせてみようよ。
この一言で、全て解決できるのである。
ねこねこソフト未体験の人は、3800円足らずで膨大な量のゲームを体験できるお徳パッケージとして目に映り、「銀色」か「みずいろ」からファンになった人に取っては、信者レベルをワンランクもツーランクも上げるための起爆剤となり得たことだろう。
ブランド発足時からの信者クラスの人に取っては、これとないバイブルとしてファンディスクはか輝きつづけるのである。
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