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ファルコム関連コミック

メディアミックスの先駆けともいえるコミック版オリジナルストーリー「ザナドゥ1」をはじめ、ファルコム関連コミックスは歴史が長い。別コーナーでは、歴史を感じさせる膨大な数のソーサリアンの漫画を紹介していますので、そちらも併せて閲覧ください。ファルコム系コミックで言えることは、オリジナルをアレンジ解釈した(今で言うアンソロジー本)内容のものが圧倒的に多いということだ。


英雄伝説IV 朱紅い雫
アンソロジー・コミックス

発行:宙(おおぞら)出版


ガガーブトリロジーとしてのリメイク版である「英雄伝説IV」のアンソロジーコミック。キャラクタの描写は、ほとんどの作家が、PC-98x1版「英雄伝説IV 朱紅い雫」からの設定引用はなく、Windows版(もしくは、それに準拠したPSP版)からの引用を行っているのも、時代の流れをひしひしと感じずにはいられない。
お話の内容は、世間一般のゲームを題材とした「アンソロジーコミック」と同じで、基本的にどたばたした物が多い。


作家一覧(敬称略)

*COVER ILLUSTRATION
結賀さとる

*BACK COVER ILLUSTRATION
南方純

*PLAP ILLUSTRATION
画竜

*ILLUSTRATION
水上カオリ
小林由号
裕龍ながれ
茉莉

*COMIC
せばす
月杜りん
風樹みずき
清正
大槻タマミ
山崎健一郎
茉莉
西沢サブロー
ささき雅
両角潤香
真田寿庵
路みちる
Myke
保土ヶ谷うさぎ
山田魅黒
菊野郎


英雄伝説III 白き魔女
アンソロジー・コミックス

発行:宙(おおぞら)出版


前回、前々回の「イース」のように、PCゲームパッケージ/イメージイラスト等からの引用は一切なく、全編が、肩の力を抜いて楽しめる創作コミックとなっている。(ゲーム素材からの転用ページは、コアなファンにとっては、そんなの見飽きて必要ない!からね・・・。)題材は、ファルコムゲームカテゴリの中でもプレイ人口が多い「英雄伝説III」。最新のPSP版「英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女」の要素も多々に含まれていて、さまざまな機種の「英雄伝説III」をプレイしてきた人にとっては、思わずニヤリとさせられるかも。


作家一覧(敬称略)

*COVER ILLUSTRATION
椎名優

*BACK COVER ILLUSTRATION
ギンカ

*ILLUSTRATION
佐倉汐
画竜
Yu-ji
藍川風月
みかききかこ

*COMIC
渡瀬のぞみ
石川香織
風樹みずき
保土ヶ谷うさぎ
太平洋海
月杜りん
柊誠亜
山崎健一郎
茉莉
南方純
菊野郎
Myke
秋月たかひろ
せばす
秋田米
清正


ビジュアルコミックアンソロジー〜イースオールスターズふたたび
アンソロジーコミック+イラスト集

発行:宙(おおぞら)出版


イラスト、漫画など22名の作家が参加した「イース」アンソロジー本・第二弾。前作〜+(プラス)がギャグ四コマ中心で、シリーズI〜V統合だったのに対し、こちらは、四コマの比率が減ってショートストーリー中心の内容となっている。題材は最新作の「VI」を含めてのイースシリーズ全部だが、やはり発売から間もないことも合ってか、「VI」の占める割合が圧倒的に大きい。

イースシリーズの資料/ゲーム設定や恒例のオフィシャルイラスト郡も収録されている(これらは、見慣れている人も多いだろうから、ちょっとばかり蛇足な気もするが・・・)。

作家一覧(敬称略)
 

*コミック
AKD
大田乃伸明
かみや草月
あめふし
西沢サブロー
中島鯛
悠紀こわた
秋月たかひろ
浜田ぢゅんいち
NAO
URA
azsa
貴橋由宏

*表紙イラスト
安森然

*カラーイラスト
藤本秀明
李KPA
あかり☆かずと
MALINO
KEI
ことみようじ
くろう
みかげ尚


イース オールスター+(プラス)アンソロジーコミック
4コママンガ&ストーリー

発行:宙(おおぞら)出版


合計22名の作家が参加した豪華な内容となっている。内容は、カラーイラスト数点、ショートストーリーのマンガが二本と、四コママンガ。イースシリーズI〜Vのネタが満載。

作家一覧(敬称略)
 

*コミック
啄木鳥しんき
石見翔子
水沢充
雄山熊子
至高道紀
かみや草月
あんこきくちよ
漣紫姫
さっぽろももこ
はりぶきしみ
破弓翔
ふしみゆうり
鈴木イゾ
ささき雅
三浦ゆうま
雨城みずか
彩木総音
悟磐鎬

*PINUP(織り込みイラスト)
啄木鳥しんき

*カバーイラスト
日本ファルコム(岩崎美奈子)

*BACK COVER & FLAP ILLUSTRATION
雄山熊子

*カラーイラスト
まるみや
空木叛子
天野真歩
あさきやかい


GAME PLAYER COMICS

みのり書房


1991年5月発行。今となっては懐かしいゲームタイトルが並ぶ様はある意味壮観。4コマ、ショートストーリーなど、後のイースコミックアンソロジーの原型的なタイトルと言えよう。

余談だが、コミック版ウィザードリィシリーズの石垣環氏による肩の力を抜いたギャグ路線漫画も有ったりして、ファンに取っては嬉しい内容。(コミック版・Wizシリーズのファンなんです)

>あとは、ちゃんとしたゲームの批評が確立することでしょうね。御用記事ばかりじゃなくて
>クソゲー!と言えるゲーム批評ですね。
>そうそう、悪口言ったらサンプル回さないとか子供のけんか見たいなのはよくないですよ。
(昔っから変わっちゃいないんだな、と思ったり。)


GAME PLAYER COMICS

みのり書房

これを読んでいると「リリアのカエルまくら」の中瀬ひろき氏は、本当はリリアが嫌いなんじゃないかなぁ?、と思えてくる時がある。それぐらい、これに登場する彼女は、執着心という一点のみが誇張されたキャラだからだ!
この時代にストーカーなる言葉があったとしたら、キングオブ・ストーカーの名は彼女が獲得したに違いない。

また、アドルの生涯一冒険者と書いて、好色一代男と読むキャラクター観は、この作品によって確立された・・・ハズ。


ザナドゥ1 ドラゴンスレイヤー伝説

日本ファルコム(株)
都築 和彦


当時、ファルコムの社員として在籍されていた都築氏が、コンプティークで連載していた漫画「ザナドゥ」のコミックス版。これの版権をファルコムが一方的に買い占めてしまったため、都築氏がファルコムを辞めるまでにいたった・・・といういわくつきの一品。ファルコムホームページでは、これのオンライン版を公開しているが、都築氏の名前すら載せないのはあまりに惨い仕打ちだと私は思う。
ゲーム版のザナドゥとは殆ど関係が無いストーリーだが、アナザーストーリー的に見て取ると面白いかもしれない。
ちなみに、このコミックの後、OVAにもなった。コンピューターゲーム初のOVA化といえるだろう。


ロマンシア -浪漫境伝説-

COMIC:円 英智 
STORY:寺田 憲史


原作のロマンシアでは囚われの身である、セリナが王国を開放するために旅に出る・・・みたいな話。
これも、オリジナルとはかけはなれたアレンジが施された漫画。そしてオリジナルなりに自由に世界観を構築している所が、ファルコムで言えば、後発の大場系イース小説&漫画などと大きく異なる魅力でもある。
ところどころ、ゲーム中にも登場する敵キャラクターが出てくるのには、ニヤリとされられるかも。
漫画をモティーフとしたイメージサウンドトラックCDも発売された。


イース1〜7

羽衣 翔


第一巻の時点では、「イース」という作品を間違った解釈で着筆にあたった羽衣版・イース。(髪の毛が赤で無い辺り。)ここまでオリジナルとかけ離れた世界を演じてしまうのも、ある意味神技的というか、ただ単に作者の妄想が爆発しただけと言うか・・・。序盤から張られた伏線が、七巻を通してきちんと消化されていく辺りが素晴らしい。ファンの間では、イース系漫画の「名作と駄作」の両方のレッテルが貼られた作品である。
オフィシャルから与えた設定しか認めないのではなく、イースという作品から独自の解釈で新しい展開を広げるのは決して悪くは無いと僕は思うのだが・・・。

2〜7巻までのジャケット画像
(暇ができたら、2〜7巻の解説も作りたいところです。)



イース太陽の仮面〜Mask of the Sun
作画:奥田 ひとし 脚本:糸井 賢(マイクロデザイン)


サブタイトル名からして、スーファミ版「イースIV〜Mask of the Sun」を元に再編した物と思われます。基本的な流れは、SFC番ストーリーに沿っているが、登場人物設定の大幅変更など、かなりのアレンジが入っている。スーファミ・PC-E共に登場しないオリジナルキャラの黒幕・ジーナスや、エルディールの生死についてのアレンジは賛否両論といったところでしょうか・・。


イースV〜失われた砂の都ケフィン
コミックアンソロジー


池上 明子 


イースVのオリジナルストーリーによるアンソロジー・コミック。本編となる「失われた砂の都ケフィン」をはじめ、イース番外編的な短編小説や、イースVをベースとしたショートストーリーなども多く、本編+書き下ろし集といってもいいだろう。巻末には、ファルコムスペシャルボックス’96のミニコミックが再収録されている。